66、暇ですね ページ22
ASide
『……真人様…お暇ですね』
「そうだねぇ……」
夏油さんが出ていってから数時間。
初めこそ安静にしていた方が良いだろうとか、何かお話しようとか、呪われた(？)感想とか、呪術師ごっことか
色々やっていたものの、ここまで来ると流石に何もする気が起きない。
それにここはぽかぽかと暖かいお部屋。きっといつもなら昼寝などをしていたのだろうが、先程ぐっすり寝てしまったので眠気は皆無。
真人だって呪霊なので睡眠は……必要ないのか……？
「……何したい？」
『もうやり尽くした…お腹も空かない』
「んー……夏油に怒られるかな〜…」
もうお手上げだと私が手を上げると、真人は何やら面白い案が思いついたようで「Aが良ければだけど」と前置きして教えてくれた。
「見学する？」
『……何を？』
「夏油と五条悟が戦ってるところ」
『え”』
で、できるのか……そんなことが……！？
「ちょっと離れたところでね」
『い、行く……！！』
いたずらっ子のような表情で私の手を引く真人。
ちょっと触れられると怖い…無為転変されそうで…。
でもここまで来てこのタイミングでやるのもおかしいと思い、そのまま彼に身を任せる。
すると何かを思い出したように彼は私の顔をギュッと包んで念を押すように言った。
「怒られる時は一緒だからね」
『は、はぃ……』
死なば諸共ー！！！と体を大きな鳥に変化させ、恐らく戦場へ向けて私たちは飛び立った。
しばらくすると何やら煙たい場所があり、あぁ、と色々察した。
「おっ、いたいた！」
『うわぁぁ、怖い……』
「大丈夫大丈夫！！なんかあっても俺が守るし！」
『死んでも約束守ってくださいね！？』
「それはどうかな〜……って嘘嘘！！！」
少し遠いいから見えずらいが、明らかに強そうな呪霊と2人が戦っている。
うわぁ……すご……生すご…
『見て見て！呪霊操術！！あっ赫だ！』
「おお…流石最強コンビだね」
あんなにすごい打撃を食らっても普通に立っている呪霊。
どんだけ体硬いの……？
明らかに食らったら木っ端微塵なのに。
敵である呪霊の姿はもう煙がすごくてよく見えないけれど、とりあえず人型なのはかろうじて見えた。
あの……早すぎて目で追えないです。
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京 - 新話だ〜！ありがとうございます！神様！(?)更新頑張ってくだせぇ！完結まで頑張ってください！ (2022年3月28日 22時) (
レス) @page48 id: 6fe2820daa (このIDを非表示/違反報告)
黒猫。(プロフ) - いつも更新お疲れ様です！楽しく拝見させて頂いてます！リクエストなのですが、高専女子でお買い物に出掛けて欲しいです！完結まで応援してます！ (2022年2月16日 20時) (レス) id: abf8c53ec1 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 呪術師の闇を見た気がする… (2022年2月12日 1時) (レス) @page41 id: fef02b0b38 (このIDを非表示/違反報告)
セル(プロフ) - 雪さん» わ〜！！！ありがとうございます(号泣) そう言っていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです！！！(´；ω；｀) (2022年2月4日 20時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 起承転結なんてなくていいです！(おい)キャラの口調も全然うまく書けてるから大丈夫だと思います！いつも楽しませてもらってます！！ (2022年2月3日 21時) (レス) @page35 id: fef02b0b38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなと | 作成日時：2021年12月31日 23時
