2じゅじゅレイヤーの私が呪術廻戦の世界に入ってしまったんだがどうしたらいい。【呪術廻戦】

64、昼休み ページ20

乙骨Side


午後1:00

今日はAさんが居ないらしい。

最近はほぼ毎日顔を合わせてたから少し寂しい気持ちもあり…でもそんなことでうじうじしてられないし！！

風邪かな……ここの所顔色が優れないみたいだった。


今昼休みで、先程から教室で真希さんとパンダくんが取っ組み合いをしている。

そのせいで床とか壁がバッキバキに壊れていてもう収集がつかない気がするよね……。


「お、おかか！いくらたかな！！」

「そ、そうだよ(？)そろそろ授業始まっちゃう……」


正直狗巻くんが何喋ってたか分からないけど多分「喧嘩はやめて〜」的な事だと思うんだけど……。



「そうだそうだ！短気は損気だぞ真希」

「うるっせぇ！！」


パンダくんが煽るせいで火に油。喧嘩はヒートアップ。



ガラッ


「今日の午後は！じしゅー！ね！！」



「は？」

「たかな？」

「えっ、」

「お？」



「じゃあテキトーに鍛錬でもしてて〜」



「いやいやいや待てよ！！！」




授業が始まる前に珍しく先生が来た！！と思ったら、授業を始めるでも喧嘩を止めるでもなく「自習」と言って出ていこうとした。


これには流石に僕らも「は？」である。


納得が行かないと真希さんが必死に先生を引き止めて「説明は？」と聞いているが、先生は急いでいるように見えた。

どうしたんだろう？



「理由！言えって流石に。」

「しゃけ！！」



「ほら、」と真希さんが催促する。

理由が欲しいのもわかる。
今日は小テストがあったはずだ。みんな対策したり勉強したりしてきたのにそれが無しなんてあんまりでしょ？



「傑がさ、Aを呪っちゃった呪霊見つけたって言うから払いに行くの。パパっとね。」


「呪っ！！？」
「初耳なんですけど……」

「しゃけ、」


Aさんが呪われてた……っていつ…？
全然気づかなかった…少しやつれてきたなとは思ったけど、大丈夫だって元気そうだったから油断した…

変化に気づいていたのに…！！


先生が言うには

最近被害者をめっちゃ出してるやべぇ呪霊らしい。

完結だけど、特級2人が出動するとてもやべぇ案件だって言うのはわかった。

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