じゅじゅレイヤーの私が呪術廻戦の世界に入ってしまったんだがどうしたらいい。【呪術廻戦】

5、悠仁は天使 ページ6

「え？一緒だけど……」


五条先生が諭吉を受け取り、しっかりと見る。偽札でも物が違うわけでも無さそうだ。

お金がこの世界でも使えることを知ってひと安心する。

『なら、ネカフェとかハシゴするので居場所は大丈夫です。

今コスプレの服しかないのでちょっと着替えなれないんですけど、メイクとウイッグは外すので…』


「もう勘弁してくれ」と言う顔を全力で表現して、五条悟に訴えかける。


すると悠仁は「えー！」と残念そうに声を上げた。

もう味方は君だけだよほんとにっっ！！


「そう？じゃあお言葉に甘えてそうしてもらおうかな。もしさっきのことが本当ならこの世界のことはよく知ってるでしょ？

夜とか特に呪霊に気をつけてね。」


「え！五条先生マジで言ってんの！？」


「まじまじ、連れてきて悪かったね。話のわかる子でよかった。じゃあ元気でね。」


「ちょっと先生！！！」



うへぇ、ほんとに追い出されてしまった。まぁ自分で言ったんだからいいんですけどね！！

ほんとに悠仁！！天使のような温かさ！！


どうやら私は悠仁くんに気に入って貰えたらしい。
五条先生にひきずられてる時もひたすら話しかけてくれたし、明るくていい子だ。


「悠仁、ちゃんとバイバイするんだよ？その後は訓練だからね！！」


そう言い残すと、先生はお茶を一気飲みして客間から出ていってしまった。


虎杖悠仁大好きかよ五条悟……。
え？五悠？いや、ここは普通の呪術の世界線だしそれはないか……。


そもそも、ここトリップしてきたって言ったしワンチャン夢小説とかそういう展開をオタクとして少し期待してたんだけど……


現実はそう上手くいかないもんですね。

五条さんかなり私をよく思ってないみたい……

グッドルッキングガイだから許しちゃうんだけどねぇ……。惚れた弱みだぁぁあ！


「東雲さん？じゃなくてさ、Aって呼んでもいい？話し合うし、仲良くなりたいからさ！」

『あ、うん！ってかごめん私初めから馴れ馴れしかったよね…』

「いや？全力気にしてないけど…？

というか、先生ちょっと冷たすぎるよな！これって同族嫌悪ってやつ？目の前に自分がいるから嫌〜みたいな？気にしなくていいから！」

『あはは、そんなに似てるかな？ありがとう！』


それから少しだべっていると、「俺の同級生あと2人に会ってよ！」と言われた。

許されるなら是非！！！！！！！！
ありがとう虎杖悠仁！！！！

推しに会えると宣言されて気分は上々だ！！

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