22、過去の話4 ページ23
一郎と話すようになって4年たった頃学校で私は睡眠不足で倒れた
そして保健室で目が覚めるとそのには心配したような顔で私を除き込む二郎の姿があった
二「大丈夫か！？……毎日毎日遅くまで起きてるからだろ！」
A「ご、ごめん……」
二「……あいつと会ってんだろ…？」
A「な、何言って」
二「知ってんだよっ！前、気になって…お前が寝るまで待っててみようって思って……そしたらあいつと楽しそうに……」
A「見てたの……」
二「ごめん……でもあいつは！」
A「一郎お兄ちゃんは！！！！…………優しくてかっこいい人だよ…私はお兄ちゃんをあんな露骨に軽蔑する二郎たちの方がよっぽど嫌な奴だと思う！！
二郎達は……ちゃんと話も聞こうとせず！大切な家族……弟達のために遅くまで働いて痛々しい傷を作ってくるお兄ちゃんを理不尽に嫌ってる……そんなの酷いじゃない……」
二「なっ、俺たちのため……って……」
A「ごめん今日はもう帰る」
これが初めての喧嘩だった
今日はお兄ちゃんが仕事ない日だったはず……きっといつもの公園にいる…
A「お兄ちゃん！！」
一「は、？お前……学校は！？」
A「う、うわぁぁぁあ……」
一「どうしたんだよ！！ほら、こっち来い……大丈夫だから泣くなって、落ち着いて呼吸しろ」
一郎は私が落ち着くまで待っていてくれた
A「二郎と……喧嘩した…」
一「……そうか…訳話したくなかったらいいけど、聞かせてくれるか？」
私は正直に話したのを覚えている
一郎に嘘はつきたくなかったから
一「そうか……俺のせいで…」
A「違う！！私……お兄ちゃんのこと大好きだから…二郎達のこと許せなくて、」
一「はは、お前優しすぎんだよ……」
A「お兄ちゃん程じゃないよ」
その１ヶ月後くらいから一郎の怪我は増えたなんでも「The Dirty Dawg」と言うチームを組んでバトルをしているからだとか
そのたび私は手当した
時が経つのはとても早くて、あっという間に1、2年経った頃
チームが解散したという知らせを耳にした夜に一郎は私の胸の中へ飛び込んできた
そして沢山弱音を聞いた
沢山涙を受け入れた
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おばけ〜ぬ - 神作品だと…！？すこ♡ (2022年11月25日 20時) (
レス) @page36 id: 1eb2d10d14 (このIDを非表示/違反報告)
やと(プロフ) - 新．sinさん» ええええ！ありがとうございます(´；ω；｀) (2020年2月27日 14時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
新．sin - えっ....めちゃくちゃいい話じゃないっすか.......(´；ω；`)ｳｩｩ.... (2020年2月25日 18時) (レス) id: 72bc061c7e (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム(プロフ) - 零衣さん» まじですか！ありがとうございます！(?) (2019年9月8日 12時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
零衣 - 読みました！ギャグって書いてあるのに泣いたのは私だけですか？ (2019年9月8日 10時) (レス) id: 1853374a21 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年6月1日 12時
