21、過去の話3 ページ22
手当が終わり私がそう言って抱き締めれば一郎はダムが崩壊したかのように泣き出した
その日夜はずっと一郎と居て
寝る時はブランケットを持ってきて一緒にリビング的なところで寝た
朝起きると一郎の姿はなかった
代わりに置き手紙が置いてあった
『昨日は本当にありがとう
久々に元気でたしゆっくり寝られた
朝とか学校眠いと思うが頑張ってくれ』
律儀だなぁと思いながら私は朝ごはんの支度を手伝いにキッチンへ向かった
子供達「「「いただきます！！」」」
ご飯が作り終わり私たちは朝ごはんを食べ始めた
二「おい、A！朝起きたら隣いなくてまじでビビったんだけど、お前夜何してたんだよ」
三「そうですよ！ちょっと心配したんですから！」
早速と言っていいほど二郎と三郎くんが話しかけてきた
昨日のことを言っていいものかと悩んだ末勝手に言うのも良くないと思ったので
「寝ぼけてたんだよ」と誤魔化した
2人はどこか腑に落ちない様な様子で私を見てきたがそれ以上は探ってこなかった
あの夜から私は一郎と話したくて遅くまで起きていることが増えた
ガチャ
A「一郎お兄ちゃん！おかえりなさい！！」
一「お前……また起きてんのか……早く寝ろよ…成長できねーぞ…」
A「大丈夫だよ！お兄ちゃん寝てないのに伸びてるじゃん！」
一「俺は男だから伸びてんの！」
A「でもお兄ちゃんと話したいから起きてる！」
一「…ッ………はぁ、じゃあ眠くなったら言うんだぞ？」
A「わかってるって！」
こんな会話をほぼ毎日していた
そのせいか私の目の下には隈が出来ていて二郎や三郎くんに心配された
それでも私は一郎と話すことを辞めなかった……普通に楽しかったし一郎のことが大好きだったから
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おばけ〜ぬ - 神作品だと…！？すこ♡ (2022年11月25日 20時) (
レス) @page36 id: 1eb2d10d14 (このIDを非表示/違反報告)
やと(プロフ) - 新．sinさん» ええええ！ありがとうございます(´；ω；｀) (2020年2月27日 14時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
新．sin - えっ....めちゃくちゃいい話じゃないっすか.......(´；ω；`)ｳｩｩ.... (2020年2月25日 18時) (レス) id: 72bc061c7e (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム(プロフ) - 零衣さん» まじですか！ありがとうございます！(?) (2019年9月8日 12時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
零衣 - 読みました！ギャグって書いてあるのに泣いたのは私だけですか？ (2019年9月8日 10時) (レス) id: 1853374a21 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年6月1日 12時
