その３ ページ5
ツナside
今日、俺は並盛中学校に入学した。
でも、楽しみなんかじゃなかった。
だって、絶対学校でからかわれるし、テストは絶対いい点とれないし。
これなら、ずっと家にいる方がマシだよ。
重い足を動かしながら、俺は体育館の外に出た。
その時、耳がキーンってなるような、大声が聞こえた。
貴 「Ａ組のみんなー！！今日学校を案内する私、小柳Aと楫美生だよー！！よろしくね！！」
その後、ニパッって効果音がつきそうなぐらいの顔で笑った。
そして、その少し後ろで頭を押さえてる人が１人。
ずいぶんと性格が違うなー。
そう思っていると、出発していたので、俺は急いで追いかけた。
――――――――――――――――
しばらくすると、広そうな部屋に着いた。
貴 「ここは職員室っていって、先生がたくさんいるんだよー！！」
それぐらい分かるよ。
先 「おっ、学校案内か」
貴 「あ、先生！こんにちは――！！ほら、みんなも！」
Ａ組全「「こ、こんにちは・・・」」
貴 「ほらほらー、声が小さいよー？もう１回！こんにちは――！！」
Ａ組全「「こんにちは！！」」
俺はやけくそで言った。
他の子も同じらしい。みんな顔を真っ赤にしていた。
先 「ははは、元気だな」
美生「あれは小柳さんに無理矢理言わされたからです」
貴 「無理矢理って、人聞きの悪い。みんなもそう思わなーい？」
しかし、誰も賛同しなかった。
そりゃ、無理矢理させられたと思ってるもん。
先 「じゃ、頑張れよ」
貴 「うん、ばいばーい！！」
って、まさかのタメ口！！？
貴 「よし、次いこー！」
そんな俺の驚きをよそに、先輩達はまた歩き始めた。
―――――――――
その後、いろいろ回って、教室に着いた。
貴 「ここが教室だよ！勉強したり、友達と話をしたりするの！！」
また、俺たちが分かるようなことを言った。
貴 「じゃー、これで学校案内は終わり！質問ある人ー！！」
そう言うと、１人手を挙げた。
貴 「はい、そこの色黒体育会系君！！」
ずいぶん長い呼び方するなー。
？ 「小柳先輩はなんで敬語使わないんスか？」
貴 「えーっと、みんなと仲良くしたいから！！」
はっきりと言うと、楫先輩が小柳先輩をゴンって音をたたせながら殴った。
美生「これは悪い先輩の例だからね。マネしちゃいけないよ」
そう言うと、どっと笑い声があがった。
貴 「うー」
１人、頭を抱えてるけど。
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まゆ - 面白かったです^_^ヒロインの天然っぷり、最高です^_^続きが気になります^_^ (2017年3月26日 23時) (
レス) id: 5050a4539b (このIDを非表示/違反報告)
あんこシュークリーム(プロフ) - パイナップルと眼帯さん» ありがとうございますなのです！掛け持ちたくさんで、大変なところもあるなのですが、がんばりますなのです！！ (2016年2月24日 20時) (レス) id: 3ec5d15f24 (このIDを非表示/違反報告)
パイナップルと眼帯 - これからも頑張ってくださいね！！ (2016年2月23日 21時) (レス) id: 4ae1fd9590 (このIDを非表示/違反報告)
あんこシュークリーム(プロフ) - かつぅーんさん» いいなのですか！？是非お願いしますなのです！！描こうと思っても、上手く描けなくて・・・ (2016年2月22日 20時) (レス) id: 3ec5d15f24 (このIDを非表示/違反報告)
かつぅーん(プロフ) - あんこシュークリームさん» いえいえ！もし良かったらイメ画描いてみてもいいですか？ (2016年2月22日 7時) (レス) id: 8709a442c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこシュークリーム | 作成日時：2015年2月2日 19時
