特級過呪怨霊 ページ5
？？？side
やっとついた〜
やっぱ墓は雰囲気あるなぁ
今日の任務はー・・３級の呪霊か
はぁ〜もっとつえー呪霊の任務こねぇかな〜
早く１級呪術師になりてぇし
そんなことを考えていると墓から人が走って出てきた
うわっ人いたのかよ？！
被害とかはどうなってんだ？！
俺、何も聞いてねー・・・・・・
ドンッ
うぉっと！！
墓から出てきた奴は俺に気づかなかったのか思い切りぶつかってきた
ザアアアアアァァァァァァァァ
「す、すみません！！！！！」
「・・・・オ？！？！なんだ今の呪霊の気配！！！」
ぶつかった瞬間に恐ろしいくらいの呪霊の気配を感じた
今の女・・・・・・怪しいぞ
後で日下部先生に報告しないとな
とりあえず今は・・・・・
「任務を終わらすぞー！！！！！！！！！！！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
任務を終えて高専へ戻った
被害者は一人だった
高校生くらいの女の子
日下部先生の所へ向かうが見当たらない
変わりにいたのは五条サン
「あ、五条サン！」
五「ん？君か、何？」
「日下部先生知りません？」
五「あ、日下部先生なら会議に呼ばれてたよ
高専関係者全員集合〜！ってね」
「えっ、五条サンは行かなくていいんですか？」
五「だって僕ケーキ食べてる途中だもん〜
これ食べたら行くよ〜」
「何してんですか」
五「いやぁ〜折角今年から１年の担任を任されたって言うのにさ〜
今年は入学者０よ？ありえないっしょ〜
だから暇で暇でさ〜
ケーキ食べることくらいしかすることがないんだよね」
「はは・・・そうなんですね」
五「んで？何かあったの？
暇だし、話くらい変わりに僕が聞くよ」
「あーさっき、例のお墓の任務だったんすけど・・
祓う前、墓から女が出てきて！
俺に思いっきりぶつかってきたんすよ！
そしたらもうサァァァァアアア！！っつって！！！
今まで感じたことなんかないくらいの呪霊の気配がしたんすよ！
なんか怪しくないッすか？！そのJK！」
五「ふ〜ん・・・」
五条サンは俺の話を聞くと、食べ終わったケーキの皿を置いて
考えるように顎を弄った
「あっ！あと、墓にもその女からした呪霊の残穢が残ってました」
五「話はよく分かったよ、報告ありがとね
んじゃ、そろそろ僕も会議に行こうかな
いい暇つぶしになったよ
＿＿＿＿＿＿＿猪野君」
「あ！お疲れ様でっす！」
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作者名：はなり | 作成日時：2021年2月26日 12時
