【呪術廻戦】彼女が闇堕ちする前に【五条悟】 (ページ4)

今日:4 hit、昨日:12 hit、合計:401,599 hit

肝試しページ4

ま「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！」

「あっ！！まりな！！！」

恐怖のあまりまりなが私を置いて走って逃げてしまった

「オカ・・・ガ・・・・・エ・・リィィ」

ヤバイ

どうしよう

かなり怖い

怖すぎて目を開けられない

でも、なんとかここから逃げ出したい

思い切って目を開けてみると

やはり

幼い頃からよく見るような姿、形をした不気味なもの

まるっこいふさふさした体には目が沢山ついている

足がすくむ

どうしよう

とにかく逃げよう

立ち上がったとき

自分の背後＿＿＿

耳元で別の気色の悪い声が響いた

「ム・・・ムカ・・・ガ・・アァムムガエエェニ・・・キギ・・タヨ・・」

すぐさま後ろを振り返る

そこには先ほどの霊とは桁の違う恐ろしい風貌をした霊がいた

ギョロっとした大きい目は黄色く瞳は猫のようにアーモンド形

体に生えた羽はどす黒く、溝から出てきたような色

まるで鷹と蛇を混ぜたような風貌だった

背後の霊はブツブツいいながら目の前の霊に攻撃する

なにこれなにこれなにこれなにこれなにこれ

何が起きてるの

意味が分からない

「イ・・・イモ・・・トニ・・テヲ・・ダスナァァアアア！！」

一目散にその場から走り去る

墓場からやっと出るととりあえず人気のある場所へと兎に角走った

ドンッ

途中で黒尽くめの人とぶつかってしまう

「す！すみません！！！！！！！！！」

？「・・・・オ？！？！なんだ今の呪霊の気配！！！」

ぶつかった人が何やら怒鳴ってるように聞こえたが

今は無視

怒鳴られても仕方ない・・・ごめんなさい

でも今はそれどころじゃない・・・・

ん

ちょっとまって

あの人・・・・墓場の入り口で何してたんだろう

まさかあの人も肝試しとか？

やめておいたほうがいいのに・・・・

今の私はそれを警告しに戻りに行くほど優しくも勇敢でもない

花香とまりなは無事だろうか・・・・

ちゃんと逃げれたのだろうか・・・・

もう肝試しなんてやめよう

絶対行かない