【呪術廻戦】彼女が闇堕ちする前に【五条悟】 (ページ3)

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墓ページ3

こんなこと思っちゃいけないんだろうけど

やっぱりこの時間帯のお墓は怖い

花「何A～、びびってんの？」

矢島花香１６歳

高校で出来た友人

ま「びびるよね！！怖すぎるって！！！

やっぱ帰ろうよ！！！ねぇ！！！！！」

今村まりな１６歳

同じく、高校で出来た友人

「ウチも帰りたいかも、ちょっと嫌な感じする」

ただいま、花香の考えで肝試しをしている

ま「やめてよぉ！！怖いこと言わないで！」

最近、このお墓周辺で恐ろしいものをを見たという人がいるらしい

花香はそういうのに敏感だ

そんな噂があればすぐに飛びつく

花「平気だってぇ、幽霊なんていないんだからさぁ」

「いないと思ってるなら何で来たの」

私は見える方だ

昔から、そういうものが＿＿

花「だって面白いじゃん」

だから、あまりそういう所へは面白半分では来たくはなかった

「良くないよ・・・お墓をそんな気持ちで来たら」

けど私が行かなかったら花香はまりなを連れて行くだろう

それは少しまりなが可哀想なのでついていくことにした

ガサガサッ

ガシッ

突然鳴り響いた音にガシッと隣にいたまりなの腕を掴んだ

「何、今の」

ま「もう怖い～っ」

同じくまりなも私の腕にぎゅっとしがみつく

花香はそんな私達を置いてどんどん先へと進んでいく

「花香～！！！ウチらを置いていかないで！！！」

姿が見えなくなった花香はやがて声も遠くなり聞こえなくなる

ま「ねえええええうちもう無理ぃ！！！

ちびるかも」

「大丈夫だよ

懐中電灯・・・・花香が持って行っちゃった

ちょっと待って、今スマホのライｔ・・」

キャアアアァァァァァァァアアアアァァァァ！！！！！

明かりをつけようとスマホをぽっけから取り出したとき

耳を劈く様な叫び声が響いた

ギュッ

肝が冷え思い切りまりなの腕を掴む

それとほぼ同時にまりなも私の腕を掴んだ

「ねえ待って無理何今の」

ま「ねええええええもう嫌だぁあああ！！！！

花香そういうのやめてよぉ！！！！！！」

「ウチ無理、怖くて動けない」

花香・・・本当に悪ふざけが過ぎる

ま「もうやだここにいたくない！！」

お互いの腕を強く掴みあいながらその場に立ち尽くす

「ア・・・ア・・・オ・・・オカ・・オガエ・・・・・」

ヒンヤリとした空気の中で次に耳に響いたのは

人とも言えない `声`

ま「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！」