先輩と後輩チャン ページ18
猪野side
五「あー起きたね！
そろそろ起こしに来ようかと思ってたんだけど
よく眠れたかなー？」
ん？
ん？！
五条サンと知り合いなのか？！
「あ…っはい
すみません、車で寝ちゃって…
伊地知さんが運んでくれたんですか？」
五「え？僕だけど」
え？！五条サンがここで寝かせたのか？！
「あ…五条さんが…すみません
重かったですよね、ありがとうございます」
五「いや、重くなかったけど
そういうの気にするんだね、意外に
あれ、猪野君もいるじゃん〜！
丁度いい！
じゃあここで自己紹介ターイム！」
いやいや状況が掴めねぇ！
猪「えぇ！？その前に！五条サン！
このJKとどんな関係なんですか？！」
五「どんな関係って…先生と生徒だよ！
転入生、僕の初の生徒！」
五条サン初の生徒…？
五「この子は今日から呪術高専の1年生！」
呪術高専1年生…
てことはつまり…
五「猪野君の後輩だよ！」
初の後輩チャンが出来たって事か？！
猪「うおお！！俺もついに先輩かあ！！」
五「ではぁ！自己紹介を始めやす！
この子は15歳の雨夜Aチャン！
何とお兄さんは今は亡き1級術師の雨夜暖君！
Aちゃんはそんなお兄ちゃんに愛されすぎて
呪われちゃった為、秘匿死刑になった所を呪術高専で預かる事になりました〜」
ちょっと待って…今のそんなノリで言っていいのか？
今の情報……それに死刑って…
は？
死刑？！
死刑？！？！
いや、確かにこの呪霊の気配…
尋常じゃない……
この呪術界が野放しにしておく方がありえないよな
被害が増える前に消そうっていう事か…？
そこを五条サンが助けたわけか…
流石五条サンだな…
今の状況をやっと何となく掴めてきた…
流石猪野琢真…俺の推理力はきっと間違ってない
にしても
この人マジでデリカシーがないな？！
絶対今のノリで言うことじゃない！！
チラッと雨夜を見てみると
少し暗い顔をしながら
よろしく…とでも言いたげに俺に会釈をした
てか、全然笑ってねぇ！
五「んで！
この元気な黒づくめのニット帽ボーイは！
猪野琢真君！2年生の優秀な2級術師！
Aの先輩になるよ！」
折角出来た後半チャン
訳ありで少し暗い奴だけど
ここは先輩として！
雨夜の力になってやるぞ！
猪「わからない事は聞け！俺は先輩だからな！」
「…あ…はい…ありがとうございます
えっと…2級とかってなんですか？」
�瑤�？！こいつ階級も知らないのか？！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 698人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はなり | 作成日時：2021年2月26日 12時
