偽造通貨印刷事件-7 ページ12
私たちを押し込むと、一人木造平屋に潜入する荻さん
台所に行くと、床下収納のところにヴァレンティーノとロレンツォが入ったと思われる足跡があった
明らかに罠丸出しだけど・・・・荻さんは疑いもなく入って行ってしまった
すると、ヴァレンティーノとロレンツォが素早く床下を閉め、その上に冷蔵庫を置いてしまった
誰か・・・・
荻さんに疑うことを教えて!!
優太 「大変!」
圭 「優太くん!?危ないよ」
あ、なんかまた嫌な予感
優太くんは懐からガムテープを取り出すと・・・・床下収納のところにガムテープを貼り始めた
密封した――!?
私 『ちょ、優太くん!?荻さん窒息しちゃうよ!!』
優太 「ふふ・・・・酸素が欲しかったらいつでも言ってね?"私は卑小な国家の犬です"と」
悪意のない笑顔で恐ろしいことを言う優太くん
荻 「助手殺ス・・・・」
水を得た魚の如く潤い出したよ
洋「ったく、どいつもこいつもしょーもねぇ」
私 『「因幡さん」』
バレ 「シャシャシャ、強そうな奴は封じたであろー。どんと来い!!」
ロレ 「逃げるなら今のうちだ」
なんとなく優太くんを見ると、背中に大きな袋を背負っていて・・・・袋には●吉がはみ出す程出ている
優太 「先生!荻さん亡き今僕らだけでは危険です!早くにげましょう」
洋 「お前だけでも先に逃げな」
バレ 「はみ出とるぞ我等が●吉い!!」
圭 「荻さんまだ生きてる!」
私 『ゆ・・・・優太くん、因幡さん・・・・』
洋 「わかんねーなぁ。精巧な偽札技術を持ちながら、何故本物を盗む必要があるんだ?」
確かに、偽札作れるなら本物なんて要らないよね
何でヴァレンティーノは本物を盗むんだろう
バレ 「フッ、浅はかな素人め。その札が何故生まれたか・・・・特別に見せてやる。ロレンツォ」
ロレ 「首領、お茶碗叩かないの」
行儀が悪い奴だな
ロレ「本日のメニューは●吉のおひたしです」
バレ 「うむ、涼しげな一品であろー」
●吉のおひたしだと?
バレ 「色々試したが日本円が一番であろー、あっさりなのに味はしっかり。ユーロはどうも淡白で・・・・リラの頃はよかったのー」
ロレ 「では首領、失礼します」
バレ 「うむ」
ロレンツォはヴァレンティーノの背後に回ると角を下に下げ、それを何度も何度も繰り返し・・・・
すると、事務所で荻さんに見せてもらった偽札が出来ていた
ラッキーカラー
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おみくじ結果は「末凶」でした!
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??(プロフ) - 次の話も楽しみです♪頑張って下さい。 応援してまーす!(v^ο^v) (2013年4月16日 17時) (レス) id: b8fd71a931 (このIDを非表示/違反報告)
呉羽(プロフ) - 直枝理樹さん» うん!!頑張って書くぜ!因幡の短編集書きたいと思ってるんだ!よかったらアイディアくだせえ (2013年4月3日 14時) (レス) id: 86da17613b (このIDを非表示/違反報告)
呉羽(プロフ) - 直枝理樹 さん» 嬉しいぉぉぉぉ//全然神作じゃないよ!!でも、ありがとう!! (2013年4月3日 9時) (レス) id: 86da17613b (このIDを非表示/違反報告)
直枝理樹 - 最高だぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜!!神作!次回楽しみにしてるよ!♪ (2013年4月2日 13時) (レス) id: 92b9071f14 (このIDを非表示/違反報告)
呉羽(プロフ) - 直枝理樹さん» ありがとう!!最高じゃないですよ! (2013年4月1日 8時) (レス) id: 86da17613b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:呉羽 | 作成日時:2013年2月7日 16時