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瑞稀side
「ただいま、瑞稀」
「…はしもっちゃん、おかえり」
甘い笑みを浮かべるはしもっちゃんに抱きしめられ、おでこにキスをされる。
「ふー、やっぱ瑞稀の家って落ち着くなぁ」
「そりゃ、ちっちゃい時から来てたからね」
優斗といるよりは、落ち着くだろうね。と口に出そうになるのを抑えて唇を重ねる。
優斗と一緒にいたんでしょなんて言う勇気、あいにく持ち合わせていない。
怖いんだ、離れられるのが。
人生の半分以上を一緒に過ごしてきて、こいつがいない人生なんて考えられないから。
これが恋慕なのか友愛なのかなんて、もう分からない。
ただただこいつを繋ぎとめたくて、離したくなくて。
俺をまだ求めてくれることが嬉しくて、ベッドに身体を押し付け深く口づけを交わす。
「はしもっちゃん、今日誰も帰ってこないよ」
「そっか、じゃあ気兼ねなくできるね？」
「うん、そうだね」
でも…はしもっちゃんには、優斗もいるんだ。
俺と優斗、どっちが大切なんだよ。こんな問いを投げかけたら絶対に切り落とされてしまう。
「瑞稀…そんな顔しないでよ」
「…そんな顔って？」
「悲しそうな顔」
「、悲しそうな顔なんて、してない」
気づいてるなら、助けてよ。、お前なんだよこの感情の原因は。
辛いよ、俺だけのことを見て。
俺だけを愛してよ…。
「、そう？」
大丈夫だよ、おいで…？と声をかけられて抱きしめられる。
この温もりを、さっきまで優斗が感じてたんだろうか。
憎い。俺のものにしたい、もっと、こいつが欲しい。
俺だけのものになってよ。
でも、分かってる。
はしもっちゃんにとっては俺よりも優斗が大切なんだってこと。
俺を大切にしているように見えるのはただの幼馴染としての優しさであって俺への愛じゃない。
優斗と一緒にいるときのほうが、楽しそうな表情を見せるじゃないか。
全てを心に秘めて、服に手を忍ばせる。
このとき、この瞬間だけは俺でいっぱいになってくれるから。
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青翠(プロフ) - 作間ななこさん» もちろんです！ぜひリクエストしてください！！ (2019年5月5日 12時) (
レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
作間ななこ(プロフ) - うきはし最高でした！これからもリクエストさせてください(^^) (2019年5月5日 10時) (レス) id: 012e34ef65 (このIDを非表示/違反報告)
青翠(プロフ) - パセリまみれさん» いえいえ、こんなので申し訳ないです…。こちらこそこれからもよろしくお願いします！！ (2019年5月2日 12時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
パセリまみれ - リクエストに答えていただきありがとうございました！凄く良かったです。これからも頑張って下さい！ (2019年5月2日 12時) (レス) id: 616f1bf3a4 (このIDを非表示/違反報告)
青翠(プロフ) - Myuuたんさん» リクエストありがとうございます！承りました！！ (2019年4月30日 14時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青翠 | 作成日時：2019年3月21日 15時
