お仕置きと台詞と[そやはし]#パセリまみれさんリクエスト ページ1
蒼弥side
「はしもっちゃん、あのさぁ」
「んー?なーに、瑞稀」
今日も今日とて瑞稀くんとイチャイチャイチャイチャしてる俺の恋人。
いちいちお互いの名前を呼んで、寄り添うように話をしている。
俺が邪魔しようとしても絶対に気づかない二人を睨みつける。
てか今日は撮影おわったんだから、もう帰ればいいじゃん。瑞稀くん早く帰ってよ。俺ははしもっちゃんと帰りたいんだよ。
「瑞稀くん、帰ろう!!」
「早く早く早く!」
「は、!?」
イライラしてるのを察したのか、優斗と作ちゃんが瑞稀くんを連れて行ってくれた。
心の中で感謝して、愛しい恋人に声をかける。
「はしもっちゃん、俺たちも帰ろうか」
「うん、帰ろーぜ」
俺が怒ってることなんか気がついてないみたい。
今日はもともと家族の帰りが遅いからはしもっちゃんを家に呼ぶ予定で。
あんなに瑞稀くんとベタベタしてたんだから、お仕置きしてもしょうがないよね?
「猪狩ん家行くの久しぶりだなぁ」
「そうだね、最近はしもっちゃん忙しそうだったし」
「んー?別に普通じゃね?」
瑞稀くんと一緒にいることへの嫌味を込めて言うけど、全くピンと来ないらしい。
…はぁ、ほんとにこれはお仕置きコースだな。
家に着くなり押し倒したくなるのを堪えて、俺の部屋に案内する。
大丈夫、まだ俺の理 性は保てる。
ベッドに座って息を吐くと、スッと近づいてくる。
「猪狩?どうした?」
きょとん、と効果音が付きそうな顔をしたはしもっちゃんに顔を覗き込まれる。
あざといなぁ。、他の男…、例えば瑞稀くんとかにもやってんじゃないの?
あー、もう無理だ。煽ってるんじゃないの?
「いが、」
頭を引き寄せ、薄く開いた唇を噛む。
「んん、!」
舌で口内を搔きまわすと、身体の力が抜けたようでへたりと座り込む。
「は、ッ…なに?どうし、」
肩を押してベッドに押し倒すと、動揺したはしもっちゃんに抵抗される。
「まって、!ねぇ、なに!?」
腰あたりに馬乗りになって服を剥ぎ取ろうとすると、腕を爪で引っ掻かれる。
「い、って…」
「あ、猪狩…ごめっ」
血が滲む腕を舐め、服のボタンを一つ一つ丁寧に外していく。
「まっ、ちょ!、ねぇってば!」
叩かれたり押されたりされるけど全然痛くないし、涙目でこっちを見られるのはむしろそそる。
そんなんじゃすぐつけ込まれるよ?
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青翠(プロフ) - 作間ななこさん» もちろんです!ぜひリクエストしてください!! (2019年5月5日 12時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
作間ななこ(プロフ) - うきはし最高でした!これからもリクエストさせてください(^^) (2019年5月5日 10時) (レス) id: 012e34ef65 (このIDを非表示/違反報告)
青翠(プロフ) - パセリまみれさん» いえいえ、こんなので申し訳ないです…。こちらこそこれからもよろしくお願いします!! (2019年5月2日 12時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
パセリまみれ - リクエストに答えていただきありがとうございました!凄く良かったです。これからも頑張って下さい! (2019年5月2日 12時) (レス) id: 616f1bf3a4 (このIDを非表示/違反報告)
青翠(プロフ) - Myuuたんさん» リクエストありがとうございます!承りました!! (2019年4月30日 14時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青翠 | 作成日時:2019年3月21日 15時