112話 2日目 ページ37
スティンガー「さて、朝ご飯も終わったし2日目を始めよっか♪」
琴音「……」
至極楽しげに『準備』を始める彼……
コロコロと笑う姿は年齢に似合わず幼い……
ただ、その笑顔で残虐性溢れる行動を繰り返す為『白い悪魔』と呼ばれている
スティンガー「じゃあまずはコレからね♪」スッ
琴音「……何コレ?」
見せられたのは『ピエロ』の写真
スティンガー「無反応ね……じゃあこれは?」
次に見せられたのは『高い場所』その次は『狭い場所』
次々に妙な写真を見せられるが何がなんだか分からない
琴音「……何なんだ……よっ!!?」ビクッ!!
見せられたのは『首吊り死体』の写真
琴音「……ッ」フイッ
スティンガー「アハッ♪何だ首吊りが苦手なんだ♪」
琴音「……」
吐き気に耐え睨む……これを探すためにワザワザ色々な写真を見せたわけか……
琴音(……趣味……悪い)ジロッ
それから午前、午後と似たような事を繰り返され
俺が録な反応を示したのは結局『首吊り死体』だけだったのが分かり満足したのか彼は眠りについた
琴音「……チッ」
静かな部屋で舌打ちをする
明日……彼は『首吊り』に関する事をする気なのだろう
逃げようともがくも両手を後ろに縛られているので身をよじる事しか出来ない
明日はただ、耐えるしか無いようだ
俺は明日来る地獄を思い眠りについた
113話 頼む!!〜伊月side〜→←111話 朝ご飯※虐待表現注意
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作者名:タンゴ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年1月12日 12時