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106話 居ない〜伊月side〜 ページ31

伊月「琴音!!琴音ー!!」

アチコチ探し回っても見つからない

もうどれくらい時間が経っただろうか?

もう日も傾き始めているのにどこを探しても琴音が見つからない

伊月「クッソ……親友一人も見つけられねぇのか!!」ドンッ!!

紫織「伊月!!見つかった!?」

伊月「姉ちゃん……全然……」

紫織「お父さんや美華ちゃんも分からないって……もう暗くなるから今日は帰ろ?」

伊月「でも琴音が!!」

紫織「伊月、自分の事も考えて……あんたボロボロじゃない……」

伊月「それでも!!」

紫織「あんたがボロボロになって琴音が喜ぶと思う!?ちゃんと休んでまた明日も探すよ!!」

伊月「……ッ」ギリッ

何も出来ない自分がもどかしい……

紫織「明日も帰ってこなかったら警察に行かなきゃね……忙しくなるから体力温存しといて」

伊月「……分かったよ」

結局実家の方に帰った俺は眠れない夜を過ごした……

そして……次の日も琴音は見つからなかった……

〜〜〜〜〜

リョウ「……」コトン

『灰原哀様へ』

リョウ「……」

107話 贈り物〜コナンside〜→←105 帰宅※暴力表現注意



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作者名:タンゴ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2017年1月12日 12時

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