101話 琴音の過去6〜紫織side、コナンside有〜 ページ26
借金取りから逃れる為に紬さんが取った方法はね……
琴音を借金返済の為に売ったの
ちなみに『売った』ってのは……まぁ、春を……ね?
家からより従兄の家から行った方が近かったみたいでね……そこであんたに出会ったんじゃない?『ドングリ少年』として
従兄の家でも虐待を受けてたみたいだし……何より演技が通じないからね……ご飯も貰えなかったみたいよ
〜〜〜〜〜
紫織「……ここからは私も分からない……ただ、色々しなくても良い……しない方が良い経験を沢山させられたみたい」
伊月「……」
紫織「ただね……やっぱり成長するのよ……生きてる限り……だから紬さんはリュウ君を……殺そうとしたの……空き家に閉じ込めてね」
伊月「……俺……知らなかった」
紫織「……」
伊月「琴音と再会して……一緒に暮らして……全部知った気になってた……」
紫織「……そう」
伊月「俺……どうしよう……琴音って呼ぶ度に傷つけてたなんて……」
紫織「……勘違いしないで、伊月……あの子が自分から『琴音』って呼ぶように言ったの……だから自分を責めないで」
伊月「……俺……出かける」スクッ
紫織「……どうする気?」
伊月「……琴音に会って謝る……そんで本当の名前で呼ぶよ」
紫織「そう……しっかりやんなさい」
伊月「おう!!」ニカッ
〜〜〜〜〜
コナン「……灰原」
灰原「……分かってる……また後日彼と話しましょ?」
コナン「……そうだな……伊月さんの邪魔しちゃ悪いし」
灰原「えぇ……」クスッ
だが……俺達は知らなかった……
〜〜〜〜〜
琴音「……ん」パチッ
スティンガー「アハッ♪起きた?仔犬ちゃん♪」
スティンガー……琴音さん達の従兄の
琴音「……!!?」
異常さと狂気を……
102話 したくなかった再会→←番外編7 100話記念のお祝い!!
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作者名:タンゴ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年1月12日 12時