平凡な女子高生になりたいもんだ。 (ページ15)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:117,130 hit

平１５凡ページ15

-

.

『…… じゃあ、安室さんは、、、敵って、こと？』

コナンくんの口から衝撃的な言葉を聞いた私は、固まるしかなかった。

コナン「… うん、敵だよ。でもそれは…」

″ 出て行ってくれませんかね、僕の日本から″

『…っ？』

コナンくんが何かを言いかけた時、被さるようにして安室さんの少しだけ大きな声が聞こえた。

… 僕の、日本？

『… コナンくん、確かジョディさんたちはFBIで、FBIもその悪い組織を追っているんだよね？』

コナン「うっ、うん… 」

『 … 僕の、日本 … 』

.

.

『 … あの、安室さん、ちょっと』

透「…なんでしょう」

『…耳を貸してください耳を！』

透「？はっはい… 」

.

.

『… 安室さんは、敵。悪い人たちの …敵、ですよね？』

透「っ… 、、あなたは少々、僕の事を誤解しているようだ…」

『…誤解っ？』

… 誤解、そんなはず

透「じゃあそろそろ、謎解きといきましょうか」

… 嘘よ、初めは私だってコナンくんから組織の人間だって聞いとき

安室さんは、コナンくんたちの敵そう思ったけど。

…事件の真相を瞬時に見抜くあの洞察力に、

コナンくんから聞いた、ゼロという単語に過剰に反応していた事。

そして、さっきFBIの人たちに言い放った…

″出て行ってくれませんかね、僕の日本から″

あの信念。

… 確か、ゼロっていうのは存在しない組織であれと付けられたコードネーム。

日本の安全と秩序を維持するために存在する

『 … 公安警察の、俗称 …… 』

コナン「えっ？ A姉ちゃん今なんて！？」

『うえっ！？…あ、えっと、、、』

コナン「…大丈夫、僕にしか聞こえてなかったみたいだし、それに …」

.

.

コナン「僕も、同じこと考えてたから」

.

.

-