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「さ、さとしく、かみなりっ！！」
課題やってくる といって勝手においらの部屋に入っていったしょうくんの背中に頑張れーと声をかけたのは今から10分ほど前
さっきまでは土砂降りの雨だけだった気まぐれなお天気は
しょうくんの大嫌いな雷を呼び起こした
この短時間で変わる天気ってすごいな、なんてちょっと感心しちゃうよ。
「だいじょうぶだよーしょうくん。」
ちょいちょいと、リビングの扉の所で怯えてるしょうくんを手招きで呼んでやるとドタドタと走って
おいらの座ってるソファに飛び込んでくる
「ぐぇ、しょーくん危ないでしょ…」
宥めるようによしよしと頭を撫でてやると怯えきっていたかおがだんだん緩んできた
「しょうくん、へいき？」
優しく、やさーしく、声をかけてやる
こくりと頷くと姿においらも安心した
その直後
一瞬で明るくなる空に数秒遅れの雷鳴
「ひっ！」
しょうくんを怖がらせるにはもってこいだ…。
「さとしくん…」
離れないで、とでも言ってるようにおいらの服をぎゅうっと掴んで離さない
そんなしょうくんを安心させようと
「だいじょぶ、だいじょぶだよ。おいらここにいるから」
震えた肩を抱き寄せ優しく囁く
もうあんな思い、させたくないからね。
しょうくんをひとりになんてさせないから
思い出す過去の記憶は、忘れること無く鮮明に覚えている
あの日の雲の色も
雨の音も
雷の音も
しょうくんの涙の味も
それから先の、夢も。
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りんね(プロフ) - rinさん» あっ、見逃してました…。教えてくださってありがとうございます！何分馬鹿なものでして笑コメントすごく嬉しかったです、ありがとうごさいます♪ (2015年5月21日 21時) (
レス) id: 89717df127 (このIDを非表示/違反報告)
rin(プロフ) - すみません。もしかしたら、最初の部分「エピローグ」ではなくて、「プロローグ」ではありませんか？ (2015年5月21日 18時) (レス) id: 247350ea92 (このIDを非表示/違反報告)
rin(プロフ) - いつもこの作品楽しみにしてます!!更新お待ちしてます(≧∇≦*) (2015年5月21日 18時) (レス) id: 247350ea92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんね
| 作成日時：2015年5月14日 12時
