【紫木】 ページ36
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付き合って1年目の記念日!
…と思ったけど浮気されてたね。
しょうがないよ。私が悪いんだから。
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※※と別れて2年が経った。
職場に優しい人がいる。少し気になる。
私の事気にかけてくれるなんて初めてだ。
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最近やたらと同期の男の人が絡んでくる。
正直鬱陶しい。早く※※さんに話しかけたいのに。
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彼を気になり出して5ヶ月が経った。もうどうにでもなれと思い、告白した。
彼からの返事は「今は恋人作るほど時間に余裕がないんです。すみません。」
最後まで優しい彼はご飯を一緒に食べてくれた。嬉しかった。
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同期の男が彼に仕事を押し付けているのを見た。私は彼に手伝おうかと聞いたら彼は「もうあまり俺に構わないで下さい。」そう冷ややかに言った。ショックだった。
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彼が突然会社に来なくなった。体調不良とだけ聞いた。心配だったが彼の家も知らない。連絡もあの日以来取っていない。何も出来なかった。
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いい加減鬱陶しい同期の男と数日間お試しで付き合ってみないかと言われた。それだけでもう絡むのは止めると言われたから付き合った。これで良かったのかな?
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最悪だ。同期の男がDV男だなんて思わないじゃない。毎日会う度に暴力を振るわれた。その時は決まってこう言う「なんでアイツの方が好きなんだよ」って。
そのセリフを聞く度に私のせいで※※さんは
仕事を押し付けられ会社にも来れなくなってしまったのか。
私のせいだ。ごめんなさい。ごめんなさい紫木さん。
そこから先はぐちゃぐちゃになっていて読めなかった。
「紫木って…もしかしてショッピくん…?いや、たまたま同じ苗字なだけかもしれないし…」
あまり深く考えない様に俺は手帳を元の位置に置き、コネさんの部屋に足を運んだ。
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作者名:めんつゆ | 作成日時:2020年2月17日 1時