【目線】 ページ30
you side
しばらくして洞窟に行った他の人達も帰ってきて早速会議が行われた。
gr「地震だったな。」
ht「地震？」
tn「そう、洞窟に居った時にめちゃめちゃ揺れてん。ひとらん達も揺れたやろ？」
ni「……たしかに揺れたけどそもそもこのゲームに地震とかって要素あったっけ？」
tn「いや、無いはずや。」
zm「じゃあなんで揺れたんや…？」
どうやら話によるとマイクラというゲームでは地震のが起こることはないという。
じゃあこの世界は一体なんなのか。何故私達がここに居るのか。
考えれば考えるほど考えは纏まらなかった。
kn「まぁどの道この世界が危険な事に変わりはないし俺らは元の世界に帰る方法を探さないかんって事も変わりはないな。」
ut「シッマの言う通りやなぁ。」
gr「…まぁ夜になってきたし飯食って寝るか。」
それぞれ食事を終え、自室へ戻ろうとする際に私はコネシマさんに声をかけた。
『あ、コネシマさん』
kn「…あぁ、どうした？」
『洞窟の中で……』
私の話し声はそこでコネシマさんの声に掻き消された。
kn「悪い。その話はせんといてくれ。」
『え…』
kn「すまんな。」
そう行って去って行った。
やっぱり思い出したくないよね…でも……あんなに目を合わせてくれなかったのは初めてだなぁ…
いつもなら目を合わせて話を聞いてくれてたのに…
そう考えると何故か心の奥が締め付けられ苦しくなった。泣きたくなった。
ut「…Aちゃん？どうした？戻らへんの？」
『あ…少しだけ散歩してから戻ります。』
ut「ほんま？じゃあ僕もついて行こか？夜は外危ないし」
『いや大丈夫です…ほんと直ぐに戻りますので…』
ut「そっか…おやすみ」
『おやすみなさい。』
そう言うと大広間から鬱先生は去って行く。
私は玄関に向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 192人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めんつゆ | 作成日時：2020年2月17日 1時
