【d!】死んだと思ったら異世界に行っちゃった。2 (ページ10)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:49,741 hit

【いつもの日常】ページ10

目を逸らしながらではあったがそう叫んだ。

shp「…なにをですか。」

『う、鬱先生…？』

ショッピくんの威圧感に耐えられなくなったのか後ろの鬱兄さんに助けを求める様に振り向いた。
当の鬱兄さんとゾムさんは腹を抱えて爆笑していた。

ut「あーwもうほんまAちゃん面白いわwいやぁーショッピくんがな？コネシマコネシマ言うから''ショッピくんにシッマ取られてしまうで？''って言っただけやのにそんな事言うとはww」

zm「いやほんまにwwシッマの事そんなに好きなんかw」

ゲラゲラと笑っている鬱兄さんとゾムさん。その様子を見て顔を真っ赤にして

『ちがっ…！鬱先生がそう言ったらショッピさんは笑ってくれるって言ったじゃないですか！！』

ut「あれ？僕そんな事言ったっけ？w」

『ひ、酷いです…！』

その様子を初めこそ何やっとんやこの人らはという冷めた目で見るショッピくんだったが徐々に笑みがこぼれる。

shp「…大先生の言う事を素直に信じるなんてほんまの馬鹿なんですか貴方w」

ut「ほら！笑ったで！Aちゃん！」

『え！？』

クルッと振り返りその顔を確かめるAさん。ショッピくんの笑顔を目にするとホッとした様に胸を撫で下ろす。

「強がってただけやもんねー？ショッピー？」

shp「そんなんやない。」

いつもの様子に戻るショッピくん。やっぱスターはすげぇな。あの険悪な雰囲気をたった一言でこんなに賑やかな空間に変えるなんて…。
あとはコネシマさんが目を覚ましていつも通りに賑やかな日常が取り戻せるように。