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【好きとは】 ページ16
「……何でそう思うねん。」
zm「勘やな。」
珍しく真剣な顔つきだったから真面目に答えたのにドヤ顔でそう言われ、正直呆れた。
「勘ってなんやねんお前w」
zm「分からんけど何か引っかかんねんなぁ」
うーんと悩みながら視線をAさんに向ける。
zm「何であんな俺らに接する時びくびくしてんやろなぁ…」
「単純に男が苦手なんちゃうか？」
zm「なんかなぁ…」
「考え過ぎやってゾム！ほんまに何か隠してんやったらそのうち話してくれるって！」
zm「…まぁその時は1番に話す相手はシッマやろうな。」
「なんでや！？」
zm「そりゃあの子シッマの事大好きやもんww」
その言葉に少しドキッとした。Aさんが俺を好き？いやいやいや、ないないない。
「何の根拠があってそんな事言ってんねん」
zm「そのうち分かるわw」
その言葉の意味は俺には分からなかった。どこに惚れる要素があったのか…いやまず男が苦手なのにまだ少なからず警戒してるはずやしそんな訳ないやろ。
俺はゾムの言葉を信じなかった。
「まぁ何でもええわ。Aさんが元気になってくれたしショッピくんも打ち解けれたしな。」
zm「せやな。」
俺達は再びじゃれあってる4人に視線を向ける。それと同時にベランダから覗いていたグルッペンが声を上げた。
gr「おーいお前らそろそろ話し合いの時間だゾ。大広間に集まれー。」
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作者名：めんつゆ | 作成日時：2020年2月17日 1時
