【d!】死んだと思ったら異世界に行っちゃった。2 (ページ15)

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【隠し事】ページ15

kn side

初めに比べてAさんはよく笑うようになった。それを見て一安心した。
ショッピくんといざこざはあったものの何かええ感じになってるわ！(適当)

少しはしゃぎ過ぎて疲れたから端の方でシャオロンと鬱軍団の4人がAさんを弄ってじゃれあってるのを眺めていた時、気が付いたら隣に居たゾムが話しかけてきた。

zm「シッマよかったやん。」

「何がや？」

zm「いや、Aさん元気になったし笑う様になったなって。」

「たしかにな、それは安心したわ。」

zm「…お前が呑気に寝てる間ショッピくん大変やったぞw」

「せやろなぁwAさんから聞いたわ。まぁショッピくんも色々あんねやろ。」

zm「まぁな。……でもさ俺らショッピくんがここに来た理由は知ってるやん？」

「あぁたしか…栄養失調かなんかでぶっ倒れた時からやな。」

zm「何で栄養失調なったんやろな。」

「さぁ？それは聞いた事ないな。」

唐突にそんな事を言い出すゾム。
確かに何故栄養失調になったかは聞いた事がない。単純に食べへんだけちゃうか？とも思ったがまぁ深く考えるのは止めとこう。
話したくない事もあるやろうしな。

zm「……俺な1つ思う事があんねん。」

「なんや？」

zm「…ショッピくんの事は俺の気にしすぎなんかも知れんけどAさんは絶対俺らに何か隠してんで。」

ゾムはしっかりと目をこちらと合わせながらそう言った。