【d!】死んだと思ったら異世界に行っちゃった。2 (ページ13)

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【不器用】ページ13

kn「あの2人ないつもあそこであーやって手合わせしてんねん。仲ええやろ？」

『凄く仲良さそうに見えます。いつも2人一緒に居ますし』

kn「せやろ？でもなあの2人会ってまだ1年しか経ってないんやで？」

『え！？…1年であんなに…』

kn「凄いよなぁ俺らでも知らんチーノの一面をショッピは知ってるからな。……あ、チーノ負けた。」

『あ…』

2人の仲の良さを熱く語っている間にチーノさんが倒れ込んでいた。
するとコネシマさんはニッと笑い、私の手を掴むとこう言った。

kn「ええ事思いついたわ！」

『え？』

kn「行くで！ショッピー！！！！チーノー！！」

そう叫んだ瞬間ベランダから一気に飛び降りる。手を掴まれていたため私も慌てて飛び降りたが、コネシマさんの手は空中で離れ思ったよりも遠くに見える地上に思わず目を瞑ってしまう。

ci「ちょっ！目瞑ったら下見え…！」

shp「クッソｯｯ…！」

しばらくして風も収まったが身体には痛みはなかった。そっと目を開けるとショッピさんが息を切らしながらキャッチしてくれていた。

shp「この…ｯクソ先輩がｯ……ちょっと調子良くなったからってすぐそういう事…ハァ…しないでくださいよ。」

kn「いやぁ～すまんな！w階段降りるのもめんどくさいしな！……いやぁしかしショッピ…ちゃっかりAさんだけは助けてるやん？w」

コネシマさんのその言葉にハッとしお姫様抱っこ状態の私を見る。

shp「これは………ちゃいますよ…」

そう呟きソッと降ろしてくれる。

『あ、ありがとうございます。』

お礼を言うも目を合わせてはくれなかった。