実際にIFと入れ代わると…。 ページ28
皆さん、こんばんは。今回は、実際にIFと入れ代わったときを紹介します。
それは学校の体育の時間の時のことです。
やり取りを、今回はずっと憧れていた小説風に書きます。お付き合い下さい。
ある日の体育の時間。私はキャッチボールをしていた。
力いっぱい投げているのだが、運動音痴なせいか、球は届かない。困ったので、“私の兄”に知恵を借りた。
「ダイキにぃ、上手く投げるコツってある?」
『あるけど、まずは俺が投げてるの見てほしいかな。ちょっと代わってくれる?』
私が話しかけると出てきてくれる、所謂“イマジナリーフレンド”の一人である。
彼、“ダイキ”は、学生時代にずっと野球に打ち込んでいたそうだ。
そして、私はすぐに自らを動かす主導権を失った代わりに、自分を客観的に見ることができるようになった。どうやら主導権は彼に移ったらしい。
『じゃあ何球か投げるから見てな。』
すると、彼は器用に私の身体を操って球を投げてみせた。私は、始めに投げる姿を見学した。
まずは身体を横に向け真っ直ぐに立つ。そして脚を高く上げ、腕を大きく振りかぶり、力強く投げる。目線はしっかりと相手を捉えていた。そして球は逸れることなく、相手のグローブの中へ吸い込まれた。
「すごい…。」
思わず心の声が漏れた。
身体は固くて動かしづらいはずなのに、球は遠くへ飛んでいく。可動域の制限を感じさせない投げっぷりだった。
そうして何球か投げた後、彼は
『じゃあ今度は自分で投げてみな。まずは見学して得たのを活かすこと!』
と言った。
すると、客観的な感覚が消え、改めて私が主導権を握ったのだと感じた。試しに一球投げてみるが、やはり上手くいかない。
『そうじゃないんだなぁ〜。』
そうすると彼は、私に丁寧にアドバイスをした。
『もっと高い所まで脚上げてさ、目線は相手に、球を離す時も高い位置から。そう、で、身体を捻って…、いい感じじゃん!よし、もう一球!』
目線は相手に、高く脚と手を上げ、身体の捻りを大切に…。助言を反芻しながら球を投げる。
私の放った球は相手のグローブへ収まった。
「やった…。」
『ナイスボール!』
「…ありがとう。ダイキにぃのおかげだよ。」
私は、彼のおかげで少し自信がついた気がした。
難しいですね、アドバイス下さい…。オリジナル小説を書こうと思ってもネタがないからここで書いちゃうっていう…。
拙い文章でしたが、お付き合い頂き有難うございました。では、また!
“IFのタマゴ達”についての近況報告→←お兄ちゃんがほしい?!（ダイキ）
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ラッキーIF (彼の記事を見ると良い発見があるかも!)
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ローレライ(プロフ) - いじゃさん» はじめまして! 作者です。そうだったのですね! そう言っていただけて嬉しいです! 応援ありがとうございます! 励みになります! (2022年3月8日 21時) (
レス) id: c3d54a3e1e (このIDを非表示/違反報告)
いじゃ(プロフ) - 初めまして。私もイマジナリーフレンドと言われる様な存在が、生まれた時からいました。なので共感できました！これからも頑張って下さい (2022年3月8日 21時) (レス) @page11 id: 61c4c94abf (このIDを非表示/違反報告)
ローレライ(プロフ) - 伊藤 黒犬さん» こんにちは、初めまして、作者のローレライと申します。そう言って頂けて嬉しいです、というか、正直照れますね……(笑) 因みに、相談部屋はボードの特性の欠陥(?)に気づいたため、今後どうするか検討中(??)のようです……。 (2021年11月24日 13時) (レス) id: c3d54a3e1e (このIDを非表示/違反報告)
伊藤 黒犬(プロフ) - 書き手のローレライさん、IFさんの優しさが伝わってくる文だなと感じました。じっくり読ませていただきます。 (2021年11月24日 12時) (レス) @page34 id: e5d7e23f8a (このIDを非表示/違反報告)
ローレライ(プロフ) - スイさん» スイさん、初めまして、作者のローレライと申します。そう言って頂けて嬉しいです。今後とも私達とこの作品を宜しくお願い致します。 (2021年8月31日 7時) (レス) id: c3d54a3e1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ローレライ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/keyboardgi1/
作成日時：2020年5月9日 22時
