久々に会った同期が首にヤバそうな爆弾つけてた【名探偵コナン】【ハロウィンの花嫁】

ナーダ・ウニチトージティ ページ20

「おい高木、今からこの爆弾の解体方法を教えっから頭に叩き込んどけ」

振り向いて俺の変装をした高木に言う
高木は立ち上がった

「はい、分かりました！..と言いたいところなんですが...僕、科学、工学系が全然駄目でその上不器用なんですよ..」

「嘘だろ」

がっくりと項垂れている高木は急に顔を上げて早口で言う

「で、でも松田さんのフリならバッチリですよ！一ノ瀬さんが前に、松田さんの事を"柴犬とドーベルマンを足して2で割ったような奴"と言っていたので、それをイメージしていきますね！」

何だそれ..アイツそんなこと言ったのかよ..

その時佐藤のスマホがなった
"一ノ瀬雛"と表示されている
つまり雛を拉致った奴らからだ
佐藤はスマホを机の上に起きスピーカーボタンを押した

・

犯人からの指示でやって来たミヤシタパークは、兎に角子供連れや若者達が集まっていた

尾行は公安のヤツらが行っている
俺らだと面が割れている恐れがあるとか何とかで、ワゴンの中で待機
風見はワゴンの中で指示を出している

ワゴンの中には風見の他に目暮警部、白鳥サン、佐藤、俺...そしてコナン

俺はミヤシタパーク内のいくつもの防犯カメラ映像が映っているモニターに目を移した
相変わらず沢山の人達が歩いている

..何故犯人はこんな人が多いところに呼び出したんだ？

その時

「トリックオアトリート！トリックオアトリート！」



突然トンネルから大声がした
見ると黒のマントにカボチャの被り物の集団達がぞろぞろと歩いてくる
気付けば高木の後ろにも集団がいた
3方向からからやってきたカボチャ達は徐々に近づくと、一斉に持っていたカゴからお菓子をばら撒いた。気付いた周りにいた子供や女子高生達が拾いに集まってくる

＿そういう事か...！カボチャの中に犯人が混じっているとしたら、この人集りに紛れて高木を連れ出すことなんて容易だ

ワゴンの中では風見が焦りながら指示を出しているが、どうやら人が多すぎて高木に近づけないらしい

..クソ、公安は何やってんだｯ！
こんな事してる間にも、雛の命が...

ワゴンから降りミヤシタパークへ走り出した
その後に佐藤も続く
風見達が名前を呼んだがそんなの無視。今は高木を見つけねぇと..

ミヤシタパークに付き辺りを見渡すが、カボチャの人集りに天パ頭は見当たらない

...間に合わなかったか
＿

姉が11人目のストライカーの真田選手がかっこいいと言うので今日見たんですけど本当にかっこよかった..！

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