月曜日21時のヒロイン【R.S】 (ページ13)

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ryuto

「「「「作ちゃん！！！！！」」」」

制作発表を終え続々とメディアにはドラマのことが流れ出す。
中には『次世代の塩顔イケメン』だなんて紹介をしてくれる番組もあった。

楽屋に入ると俺以外のメンバーが一気に駆け寄ってきて
どういうこと！？なんてワーワー騒いでいる。

携帯を見ると、他グループの子たちからも
続々とメッセージが来ている。
良かったね、頑張れよなんて声をかけてもらって普通に嬉しい。

「みんな、ごめん。言えなくて。
俺、月9に出ることが決まって、もうすぐ撮影…です…。」

何か改めて言うとすごい照れるし恥ずかしい。
最後のほうなんてごにょごにょ言ってしまった。

「良かったじゃん！」
「頑張れよ！」
「作ちゃん絶対見るよ！」
「きついときは頼れよ。無理すんなよ。」

4人はそれぞれに声を掛けてくれて喜んでくれている。
何かそれがすごい照れくさくて変顔したら
何だよその顔なんて言われて突っ込まれてみんなで笑った。

だけど俺、まじ頑張るから、って頭の中で決意した。
綾瀬さんの、ふふふと笑った顔と見つめあったあの数秒が
何故か俺の頭の中にいるけど。

こんな有名な女優さんとドラマ摂ってそれがまさかの相手役だから
早すぎる時の流れに混乱しちゃってんのかな、なんて。

恋愛経験はほとんどない。
青春はずっとジャニーズにいる。

初めての恋愛ドラマ。男、作間龍斗、頑張ります。

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やっとHiHi全員出せました。
焦って一気に出しちゃった感が否めません。

作ちゃんとAさんが出会いました。

この話がもう少し進んだら、
2人が出会うきっかけの王道ラブストーリーを
もう少ししっかり書ければなんて考えています。

これからもよろしくお願いします。 api