No.130 最終的にこうなった ページ44
「えー、多数決の結果、コスプレ喫茶に決まりましたー」
あ「ぱちぱちー」
全「「心全くこもってねーな」」
あ「で、主にどんなコスプレの予定なの」
全「「無視られたァァァ」」
「まあ、なんでもアリ」
あ「へー」
「じゃあ早速役割決めよー、早いほうが楽だし」
あ「さんせー」
若「棒読み多いな」
あ「疲れたからー」
てか元から参加する気なかったし
役割の分担お話もめんどくさいので無視してイヤホンを耳に当ててボカロを流す
しばらく曲を聴いてると、隣のやつ(知っての通りバカ松)につつかれた
若「話聞いとけ」
あ「聞く気ない」
若「勝手に話進みまくってるぞ」
あ「どんな感じに」
状況を調べるために前の黒板を見てみると
接待係に僕の名前が・・・
あ「いつの間にに?!」
「竹中さんが話し合いボイコットしている間に」
あ「おうふ・・・」
まあ、別にいいけど
あ「てかやっぱりお前も接待か」
若「嗚呼、予想通り、いつもどおりのミラクルで」
「二人とも美男美女の分類に入るからね、人をこっちに呼び寄せるにはそういう人たちを接待にしないと」
あ「一つの戦略かよ」
「接待の人〜、なんのコスプレするか決めるからクジ引きに来て〜」
あ「ゲッ、クジ引き・・・」
僕がクジ引くとろくなの当たんないんだよね〜
若「何引くかわかんねーからこえーよな〜」
あ「うん」
とか言いながらもクジを引く
そして結果は
・
・
・
あΣ(゚д゚;)
黒・・・影・・・
「黒影?何それ」
「昔都市伝説であったでしょ、苛めのあるところに現れる正義のヒーロ的な怪人」
「急に消えたけど」
「確か黒いスーツに黒いマント、黒いシルクハット、白黒半分に割れた仮面ををつけてて、髪が銀色で長くて、声がものすごく中性的だったとか」
「竹中に似てるしなんかイメージにぴったりだな」
嗚呼、昔の僕だ
そりゃ、僕と黒影さんは同一人物だからイメージに最もぴったりな人材だよ
でもなんだろう、この複雑な気持ち・・・
若「なんかめちゃくちゃ微妙な顔してるな」
あ「気にしなくても、いいよ。てかお前は何になったの」
そう言いながらあいつの引いたクジを覗き見ると
あ「ぶはっwwwwwww」
『お姫様(笑)』ってwww
あ「フリフリふわふわのドレスでも着るのかwwwwww」
若「知るか!てかこれマジで着るのか・・・」
「「もち!」」
若松孝輔17歳、女装決定ww 若「笑うな!」
No.131 接待の鬼降臨←→←No.129 飛ばして始業式 あ「ヤッフゥゥゥゥゥゥゥ」 石「うるさいぞ」
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