忘れ物 ページ20
「あ」
テーブルの上には、お弁当が置いてあった。
「しょうちゃんたらもぅ……」
俺が一緒に住むようになって、ご飯を作るようになった。
ずっと家に居るわけだし、何もしないのは流石に悪いし。
だから、目の前の弁当も、俺が作ったものだ。
引き出しからしょうちゃんの名刺を取りだし
住所を確認する。
「……届けてあげよう!」
意外にも会社は近くで、
しょうちゃんが早めに勤務する理由が分からなかった。
「櫻井さんはいらっしゃいますでしょうか?」
受付嬢にお願いをするが、予約の確認が出来ていないため
ここを通すわけにはいかないと言われた。
「じゃあこのお弁当を届けてもらえませんか?
忘れちゃったみたいで……」
「……それも出来ません。知り合いの方でも一応
予約をしていただいてないと……」
どうやら受付嬢は、通しても構わないといった表情をしている
マニュアル通りにしないと上司に何か言われる恐れがあるのだろう
「そうですか……わかりました、ありがとうございます」
弁当箱を持ち直し、帰るフリをして様子を伺う。
……見てませんように!
会社へ帰ってくるスーツ姿のおじさんと並ぶように歩き、
どうにかして受付を突破する。
「よし」
これで届けられるぞ!
って……あれ?
どこの階かも分かんないや……
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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感電中のパンダ(プロフ) - お疲れさまでした！この小説を影ながら読んでいたものです。櫻宮コンビが大好きなので『なんてイイコタチなんだ』と勝手に思ってたら勝手に涙が(^_^;) 次回作楽しみに待ってます。私的には今度こそラブラブな櫻宮がみたいなぁみたいな(^-^)応援してます!! (2013年8月15日 0時) (
レス) id: d84c9f7a44 (このIDを非表示/違反報告)
和那(プロフ) - ぁ…ジャンル書き忘れた(笑)うーん、、、兄弟設定でベーコンレタスがいいですっ。 (2013年8月14日 8時) (レス) id: 28fc61e967 (このIDを非表示/違反報告)
和那(プロフ) - 初コメです!!この小説、ずっと読ませていただいてました。終わりかたが意外でしたけど、楽しく読ませていただきました(*^^*)私は、次回はにのあいが見たいですっ。 (2013年8月14日 8時) (レス) id: 28fc61e967 (このIDを非表示/違反報告)
涼香(プロフ) - 櫻宮がいいですっ(≧▽≦) (2013年8月12日 20時) (レス) id: 5e9012de2e (このIDを非表示/違反報告)
黒雪姫(プロフ) - 櫻宮がいいなぁ〜。 (2013年8月11日 18時) (携帯から) (レス) id: 986bab6cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨名
作成日時：2013年7月17日 17時
