□君距離、38■ ページ8
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「はぁっ…、」
無我夢中になって走ってた。
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直人「Aちゃ、ん…!」
「…あ、す、すいません……、」
だから、片岡先輩の腕をぎゅっとずっと掴んでいた。
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直人「…いいんだけどさ、
Aちゃん、大丈夫?」
「…何がですか?」
直人「…んー…なんかさ?お弁当の件、
本当は隆二のだよね?これ」
そう言って片岡先輩はお弁当箱を私に差し出した。
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「…違います、片岡先輩にです」
直人「嘘つけ(笑)」
「…嘘なんかじゃないです、」
直人「頑固だなぁ…もう」
「……、」
直人「そう言う行動いちいち男は期待しちゃうんだけど?」
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「えっ…、」
顔を上げて片岡先輩を見ると
おちゃめににこって笑った。
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直人「なーんて、こんな時にこんなこと言う俺アホだわ(笑)」
「……、」
片岡先輩を見てるといつも思う、
片岡先輩のことを…好きだったら良かったのにって。
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直人「…ちゃんと話してくれないかな?」
「…えっ」
直人「俺…すげぇ気になってたんだよ、隆二とAちゃんのこと」
「…、」
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私が黙り込んでいると片岡先輩は私を見て
直人「…二人の間には…何もない?」
私の心を操るかのようにそう言った。
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その言葉に私はたぶん操られてた。
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「…なんもなくないです。」
口が勝手に……なんて言い訳になるかもしれないけど
私はそう答えていたんだ。
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K - Sちゃんの作品どれも大大大好きです!めり込まな無理せずにいいのが思い浮かんだ時でいいんでその時は更新お願いします(笑)幸せをありがとうございました! (2015年4月11日 22時) (レス) id: f8f39d6cce (このIDを非表示/違反報告)
りちゃ(プロフ) - りるさん» りちゃ改めSKちゃんです。コメントありがとうございました。そして待っていてくださりありがとうございました。続けようと思っていたのですがやっぱり続きが思い浮かびませんでした。お気持ちだけ受け取ります。本当にすみません。ありがとうございました。 (2015年4月9日 17時) (レス) id: c8dde0098a (このIDを非表示/違反報告)
りちゃ(プロフ) - 亜夜さん» りちゃ改めSKちゃんです。コメントありがとうございました。そう言って頂けて嬉しいです。続けようと思いましたがやっぱり書けませんでした、お気持ちだけ受け取ります。ほんとすみません。ありがとうございました。 (2015年4月9日 17時) (レス) id: c8dde0098a (このIDを非表示/違反報告)
りる(プロフ) - この小説すっごい好きで待ってました(;_;)消さないでください(;_;) (2015年4月7日 19時) (レス) id: 0af2468d97 (このIDを非表示/違反報告)
亜夜(プロフ) - 消さないで下さいm(_ _)mお願いしますm(_ _)mこの君距離めっちゃスキなんです!!続けて欲しいです! (2015年4月7日 15時) (レス) id: bd77f9fa39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SKちゃん x他1人 | 作成日時:2014年11月18日 12時