□君距離、34■ ページ4
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ユリと少し話して私は
自分の席についた。
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『あ…のさ、』
ユリはさっきから少し顔を赤くして私を見つめていた。
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「ん…?」
…わかってるよ、ユリ。
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『あのねっ…!』
そんな嬉しそうに笑わないで。
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『今市先輩とお付き合いすることになったの!』
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わかってる…知ってる。
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「……そ、そうなんだ…?」
‘おめでとう’…そんな五文字も言えなくて。
『うんっ…昨日からなんだけどね〜……』
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ごめんね、ユリ。
こんな私が親友でごめんね。
親友の恋を…応援できなくてごめんね。
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『あ、あとさっ…』
ユリがそう言いかけたところでチャイムが鳴り
「ん…?」
『ううん、!やっぱりいいや!』
ユリは苦笑いをしながら自分の席についた。
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お昼休みまでの、長くて短い授業時間は
頭の中が真っ白だった。
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岩田くんが言っていた言葉は
嘘ではなく、本当ってことになってしまったから。
…本当にお兄ちゃんとユリは付き合ってしまった…、
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私の心は
ただただ…泣いていた。
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K - Sちゃんの作品どれも大大大好きです!めり込まな無理せずにいいのが思い浮かんだ時でいいんでその時は更新お願いします(笑)幸せをありがとうございました! (2015年4月11日 22時) (レス) id: f8f39d6cce (このIDを非表示/違反報告)
りちゃ(プロフ) - りるさん» りちゃ改めSKちゃんです。コメントありがとうございました。そして待っていてくださりありがとうございました。続けようと思っていたのですがやっぱり続きが思い浮かびませんでした。お気持ちだけ受け取ります。本当にすみません。ありがとうございました。 (2015年4月9日 17時) (レス) id: c8dde0098a (このIDを非表示/違反報告)
りちゃ(プロフ) - 亜夜さん» りちゃ改めSKちゃんです。コメントありがとうございました。そう言って頂けて嬉しいです。続けようと思いましたがやっぱり書けませんでした、お気持ちだけ受け取ります。ほんとすみません。ありがとうございました。 (2015年4月9日 17時) (レス) id: c8dde0098a (このIDを非表示/違反報告)
りる(プロフ) - この小説すっごい好きで待ってました(;_;)消さないでください(;_;) (2015年4月7日 19時) (レス) id: 0af2468d97 (このIDを非表示/違反報告)
亜夜(プロフ) - 消さないで下さいm(_ _)mお願いしますm(_ _)mこの君距離めっちゃスキなんです!!続けて欲しいです! (2015年4月7日 15時) (レス) id: bd77f9fa39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SKちゃん x他1人 | 作成日時:2014年11月18日 12時