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唇が離れて
先生は私を見つめた。
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隆「あれ?あの時みたいに拒否しないの?」
「あれは……突然だったしっ…」
隆「んまあな……」
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「ねぇ…先生っ」
隆「ん?」
「やっぱり私は…先生が好きみたい。
……だけど…もうさようならだよね?
この恋……終わらせなきゃだよね?」
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隆「A……」
「最後……最後でいいから……
もう一度…さっきのやって?」
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あのセリフから始まった私たちの恋。
終わりも…それで終わらせたい。
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隆「……A」
先生は私の腰に手を回し
耳元で
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隆「……すっげぇ好きだった。」
「えっ…?」
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隆「たくさん傷つけてごめんな、泣かせてごめんな…」
「今更いいもん…謝らなくてっ…」
隆「……俺はずっとお前の幸せ願ってる。
お前がずっと笑顔で入れること願ってる。」
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先生、私ってやっぱり馬鹿かな?
少しでも先生とまたやり直せるって思っちゃってた。
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もう戻れないままなんだね…?
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「あったりまえ……先生よりかっこよくて
先生より優しくて…そんな人に出会うもん!」
隆「うん…願ってる。」
先生…なんでそうやって優しく微笑むの?
願わないでよ、先生以外ありえないんだからっ
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「じゃあ……今までありがとうございました…
さようならっ……」
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先生……
私は本気で先生が好きだったよ。
この恋は一生忘れない、ずっと先生は私の心の中にいます。
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隆「A!」
私が屋上を去ろうとしたとき先生は呼び止めた。
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隆「この前っ…本気だったか遊びだったかって聞いたとき
なんも言えなくてごめん!
だけど……俺はお前のこと本気だったからっ…」
先生のその言葉を聞いた瞬間
また涙が溢れた。
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「……私もだよ……先生。」
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そう言って私は先生の顔を見ないで屋上を出た。
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高校生でした恋は
甘酸っぱい先生との恋でした……。
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‐Fin‐
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SKちゃん(プロフ) - りほさん» コメントありがとうございます( ^^) _旦~~読んでいただけてとても嬉しいです!ありがとうございました! (2014年10月7日 17時) (レス) id: c8dde0098a (このIDを非表示/違反報告)
りほ(プロフ) - 今頃なんですけど、読ませて頂きました(T ^ T)泣いてしまいました。(T ^ T) (2014年10月6日 23時) (レス) id: 23d5d9d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
SKちゃん(プロフ) - 霧華さん» ありがとうございます!かっこいい隆二くんがかけていたでしょうか……主人公さんはとても強いんだと思います(*^-^*)本当にありがとうございました! (2014年10月5日 15時) (レス) id: c8dde0098a (このIDを非表示/違反報告)
SKちゃん(プロフ) - せぶん。さん» 最後まで読んでくださりありがとうございました!感動していただけたみたいでとても私も嬉しいです!ツイッターフォローありがとうございます!フォロバさせていただきました! (2014年10月5日 15時) (レス) id: c8dde0098a (このIDを非表示/違反報告)
SKちゃん(プロフ) - SayuGenki1223さん» コメントありがとうございます!最後まで読んでくださりありがとうございました!感動していただけてとても良かったです(=゚ω゚)ノ最後までありがとうございました! (2014年10月5日 15時) (レス) id: c8dde0098a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SKちゃん x他2人 | 作成日時:2014年9月21日 14時