5話 ページ6
やばい…。やってしまった。いつもの悪い癖が出てしまった。
「そんな事して…自分を守ってるつもり?辛くて泣く事はいけない事なの?なんで謝る必要があるの?俺には理解できない」
「別にっ…、私は…」
「まぁいいや。ちょっと待ってて」
そう言って私に傘を預け何処かに走って行ってしまった。
初めて会った人に…あそこまで言われると傷ついちゃうなぁ。
昔から私は笑って誤魔化す癖がある。悪い癖なのはわかっているけど…どうしても悪い癖が出てしまう。
「治せたら…苦労しないよ」
しばらくして男性はびしょ濡れの状態で戻ってきた。
「はい、これ飲んで。飲んだら帰りなよね〜」
「ココア?あ、温かい…。あのっ、お金…」
「ん?いらないって。俺が勝手にした事だから」
私にコンビニで買ってきてくれたであろう温かいココアをくれた。
そして男性はスマホを操作し何処かに電話をしていた。数分後…私達の前にタクシー1台が停車した。
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紅狼鬼(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます(⚲□⚲)グダグダの文章ですみません。いま、新しく作品を考えています!お暇なときチェックしてくださると嬉しいです(^^) (2月26日 15時) (レス) id: 3e3ff661c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 感動したぁ…泣き泣き泣き (2月26日 14時) (レス) @page44 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅狼鬼 | 作成日時:2021年9月7日 19時