最終話 ページ45
ライブ終了後…凛月君と2人で初めて出会った場所に来た。
「凛月君が倒れていた場所に到着したよ？何かあるの？？」
「……ねぇ、ビルの明かりが海に映って綺麗じゃない？」
私の言葉に対して凛月君は違う言葉を返してくる。私は……何かあるの？って聞いたんだけどなぁ。凛月君は海を見つめたまま何も話さない。だから、私は思っている事を口にした。
「……ビルの明かりって夜になると海に映ってキラキラと輝く宝石みたい。……今思えば私あの時…倒れている凛月君に声をかけるの躊躇いなかったんだよね……。臆病で…コミュ力が無い私が凛月君に話しかけたのは……運命だったからかな？その時の私を褒めてあげたい。凛月君に話しかけなさてくれてありがとうって言いたい」
「……ねぇ、A。俺…凄く嫉妬する所あるし…昼間は寝てばかりで、ろくにデート出来ないかも知れない…。……夜は寝かせてあげれないくらい愛しちゃうかも」
「っ…う、うん」
「…泣かせちゃうかも知れないし…怒らせちゃうかも知れない。……年下だからわがままになると思う」
「うん」
「……でも、Aの騎士は俺だけでいたい。騎士であり…Aの王子様になりたい。…こんな俺でも…そばにいてくれる？」
「…凛月君は凛月君だよ。私の騎士は凛月君だけだもんっ。…私を助けてくれてありがとう。最高のステージを…私とお母さんにくれてありがとう！」
私は凛月君に抱きつき顔を見上げると、凛月君はいつもの意地悪な顔をしていた。
2人が出会った場所で、愛を誓うように何度も優しいキスを交わし、強く抱きしめ合った。
ー2人の未来が光り輝き、笑顔溢れる事を願いながらー
ーFinー
終わり
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紅狼鬼(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます(⚲□⚲)グダグダの文章ですみません。いま、新しく作品を考えています！お暇なときチェックしてくださると嬉しいです(^^) (2月26日 15時) (
レス) id: 3e3ff661c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 感動したぁ…泣き泣き泣き (2月26日 14時) (レス) @page44 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅狼鬼 | 作成日時：2021年9月7日 19時
