きつねのよめいり！

きつねの温泉合宿！4 ページ7

Aside


A「着いた〜！！！！」


田中先生「人数確認終わったから、ここからは班で自由行動な〜、

17:00までには宿に帰っておくように！」


角「A、行こっか。」


A「う、うん！」


さっきバスの中ですっごい密着してもうたからなんか恥ずかしい…。


でも角名くんはいつも通りやし…。


治「俺を置いていくなや。」


角「ああ、ごめんごめん。

澪さんは？一緒に回らなくていいの？」


治「ほんまはそら一緒におりたいけど…。

俺クラスちがうし…。」


角「べつにいいでしょ、先生もう宿に入ってったしバレないよ。」


治「まじか…角名おまえ天才やん…！

俺、澪のとこ行ってきてもええ…？」


角「俺はいいけど、いいよね？A？」


待って…！


治がおらんくなったら私角名くんと2人やん…！


それはちょっと気まずいし恥ずかしい…！


でも彼女さんと一緒に回ってほしいし、、。


角「A？」


A「え！！あ！！はい！！！！」


角「そういうことだから、行ってきなよ。」


治「いいん！？角名、A、ほんまありがとうな！！！！！！」


いや、治めっちゃ走るの早いやん…。


角「ってことで、俺とデート行こっか」


A「で、デート！！？！」


角「めっちゃ焦るじゃん。

かわいい。」


A「か、かわいい！？！！？」


角名くんって誰にでもこんなこと言ってるの…！？


なんかもう、どきどきしすぎて心臓がもたない……。





澪side


治「澪〜〜〜〜！！！！！」

ドタドタドタドタ


澪「…なんか知ってるような知らんような顔が走ってくる…。」


侑「…俺も知ってるような知らんような…。」


澪「あんたと同じ顔やん…。」


治「澪！！！！俺、今日澪と一緒におれるようになってん！」


澪「私は今日治と一緒におる予定じゃないねん。」


治「なんでそんなこと言うんや…。」


うわあめっちゃぴえん顔かわいい……。


…ん？


てかちょっと待てよ、


治がこっちに来たってことは、角名とAさん、2人になってるんとちゃう…？


澪「治、ごめんごめん。あんた、よくやったよ。良い仕事した。えらかった。」


治・侑「なにがや…？」


澪「女の勘が当たりそうって話や」


侑「北さんもそうやけど、澪ってたまに変なこと言うよな…」


治「せやな、ツム…。

ま、俺は澪と一緒におれたらなんでもええわ。」


侑「だまれる？」

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