犬系彼氏【あほの坂田。】

にゃー ページ36

「……よしっ！今日のやること終わりー！」


今日のやることを終えた私は、伸びをした。


「………喉乾いたなぁ」


冷蔵庫になんかあったっけ？そんな事を思いながら台所へ向かう


ガチャッ


「んー。なんかあるかな？」


台所につき冷蔵庫をあさっていると


「………なにこれ？」


冷蔵庫の中にピンク色の液体が入っていた

蓋を開けて匂いを嗅いでみる


「………桃だっ！」


私の大好きな果物の桃ジュースだった。

「……さかたんのかな？後でまた買ってあげるから飲ませてね」

お仕事に行ってるさかたんに一言言って飲む


「……ん。なにこれ！めっちゃ美味しい！」

液体はThe momo！！って感じで美味しかった。後でさかたんに商品名を教えてもらおう


「ん。……なんか眠くなってきたな。」


さかたんが帰ってくるまで時間あるし少し寝ていよう。そう思って寝室へ向かった。


………この後もの凄い悲劇が来るとも知らずに




ーーーーーーー

さ「ただいまー」


「ん……。」

愛しい声が聞こえて目を覚ます。

あっ！！さかたんが帰ってきたんだ！！

気づくと眠気がすぐなくなって寝室から飛び出す


「さかたんっ！おかえりなさい！」


さ「………へっ？A？？」


えっ？なんでそんな驚いた顔してるの？

ーーーーーーーー

坂田side

ちょっと待って。頭がパンクしそう……

僕の目の前には………



猫耳としっぽがついたAがいる。

いやっ可愛いんだよ！？可愛いんだけども！！

頭の中でごちゃごちゃ考えていると


「さかたんっ？」


不思議そうにこっちを見つめるA

えっ？気づいてないの？なんか僕をびっくりさせる作戦とかじゃないの？

さ「A……それなぁに？」


「……それ？」

さ「頭の上」

僕が言うと頭に手をもっていく


「えっ！！なにこれっ！！なんか頭がふわふわしてる！！」

さ「………とりあえず上がろうや」

そう言ってリビングに移動した。

ーーーーーーーーー

さ「で……どうしてこうなったか心当たりは？」

「うーん。なんかあったかなぁ。」

リビングに行く前に１回洗面所の鏡で自分を見てもらった。

Aは案の定……

「えっ！！なにこれ！！」しか、言わなかった

てかさ………いまのA可愛すぎて目のやり場に困る

本人が真剣に考えてる時も耳がぴくぴく動いてたり、しっぽがゆらゆらしてたり……

あぁ！！可愛すぎる……

「あっ！！わかったかも！」

突然Aが大声をあげた。

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