色っぽい ページ3
＋＋＋
………。
どのくらい時間が経ったのかな…。
甘い甘い時が流れる、大好きな人の胸の中。
一枚のブランケットに一緒に包まって、余韻に浸りながら、うとうと微睡んで眠りに落ちていく幸せな時間。
何でかな。
今日は、何となくこのまま眠ってしまうのが、もったいない気がする…。
抱き寄せられている胸の中から、もぞっと動いて和也を見上げると…
長めの前髪の奥から、気怠げに「…んー？」と視線を返された。
わ…///
それだけでドキっとしてしまう。
やだな…なんで、こんなに色っぽいんだろう…。
女の私なんかより、絶対にずっとずっと色っぽい。
思わず見とれちゃうくらい…。
「…なに？」
「和也…すごく、色っぽい…」
素直に思ったことが口からこぼれていく。
和也が口角を上げて、は…と笑みを含んだ息を漏らした。
ほら…その吐息すら色っぽいなんて…反則だよ///
「そりゃー、仕方ないよね。
色っぽいこと、いっぱいしちゃったんだから(笑)」
ニヤリと笑って体勢を変えてこっちを向いた和也に、狭いベッドが軋んで音を立てた。
薄茶色の瞳で上目遣いに覗き込まれて、勝手に顔が赤くなる。
「う…///」
「言っとくけど、こうさせてんのはAだからね」
「え？」
「オレに言わせたら、今のアナタのが、よっぽど色っぽいんですけど…」
「…///！？」
顔が近付いて目の前で止まり、スッ…と笑みを消した。
どこか愁いを帯びて前髪越しに窺ってくる表情が、もう言葉にできないくらい色っぽい。
クラクラして目を伏せると、ブランケットから覗く喉元も鎖骨もまた強烈に色っぽくて、これ以上目のやり場がなくて…。
堪らずキュッと固く閉じた私の瞼に、そっ…と柔らかい唇が押し当てられて、肩に廻されている腕に力が込められた。
肌の温もりを近くに感じる。
和也の低めの体温が、素肌に心地いい。
目を閉じたままその心地よさに身を任せていると、和也が耳元で小さく囁いた。
「…もっかい、する？」
「えっ///」
.
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kico(プロフ) - しろさん» しろさん、来てくれると信じてくれててありがとう！そう思ってくれてて嬉しい＞＜///やっぱり足んないですよ、ええ(笑)！補給しなくちゃ^^///ええ、もうたっぷり！キャー♪ベタな展開ではありますが、二宮さんの心情にニヤリとしつつまたお付き合い頂けたら幸せです^^＊ (2015年10月10日 5時) (
レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - 二宮さーん！やっぱり足んないですよね(笑)二宮さんなら来てくれると思ってましたw大好きな彼女がしつこくせまられてたらイヤですもんね！ (2015年10月9日 20時) (レス) id: 30aeae7aa3 (このIDを非表示/違反報告)
kico(プロフ) - ↓というレスをしたつもりでした;;ごめんなさい！！ダメダメじゃん私！！遅レスで大変失礼しました><！！…マジックは、私も映像をしろさんに見てもらいたい！！私の下手な文章より絶対何十倍もカッコいいよ^^//でしゃばり谷山氏、実は二宮さんに思惑が…！？(笑) (2015年10月8日 6時) (レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
kico(プロフ) - しろさん» バレないように…って言うのがね、もどかしいよね^^;でも黙ってられないだろうし(ムフフ)。そんな二宮さんの悶々とした葛藤が背景にあっての言動を感じてもらえたらいいなあ^^/// (2015年10月8日 5時) (レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - わ！二宮さんのマジック姿すてき(*^_^*)これ映像で見たいな〜。なんて(笑)そしてまた谷山氏でしゃばりだな〜w (2015年10月7日 19時) (レス) id: 30aeae7aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kico
| 作成日時：2015年9月18日 13時
