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60.過去を知って(木暮side) ページ22

〈木暮side〉


木「Aちゃんそんな事あったんだ……」


葵「うん。その日から姉ちゃんは恋愛を全くしなくなった…だから感謝してるんだ、こぐちゃんに」


Aちゃんの過去の話を聞いて、


胸が苦しくなった。


僕はAちゃんが初恋。


その初恋の相手は報われたことがない。


木「どういう事…?なんで僕に感謝してるの…?」


葵「……ん?あっ…なんでもない………!」


木「絶対なにかあるで……「ご飯できたよー!」


Aちゃんの声でかき消されちゃった…


まぁいいや、後で聞こ。


木「弟くんありがと。」


葵「その弟くんってやめてくれない?伝次郎!」


木「で、伝次郎……」


葵「そ!早くしないとパスタ冷めちゃうよ!」


Aちゃんは……報われない恋を


2回もしてきたのか……


Aちゃんは一途に愛するっていう


芯の通ったタイプの子だ。


僕が告白しても無理かな…?


でも弟く……違った、伝次郎くんの話を聞くと


勝手に思ってしまう。


Aちゃんは僕が好き……?

61.木暮劇場→←59.二つ目の悲劇(伝次郎side)



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タピオカ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます!やばいと言っていただき嬉しいです! (2017年6月18日 1時) (レス) id: 8c5a0cce2f (このIDを非表示/違反報告)
るな - まぢやばいです! (2017年6月14日 21時) (レス) id: 8884997e85 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タピオカ | 作成日時:2017年4月10日 20時

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