51.家康のために ページ12
葵｢あの時あいつ俺の話聞いてめったに泣かないやつなのに泣いたんだよ！｣
い、家康くんが……私のことを好きだった………
葵｢あいつは諦めたって。“Aちゃんとそのこぐちゃんって人幸せになって欲しい”って｣
葵｢あいつ諦めるの辛かったと思うよ。俺たち中学からの付き合いだったけど中学の頃から好きだったんだよ？｣
そんな前から…私のことを……
そんな勇気のあることをしたのに
私は勇気の何一つ出していない。
「家康くん……」
葵｢それに永遠にこぐちゃんとこのままでいいの？｣
「木暮…先輩………」
葵｢こぐちゃんって呼びたいんでしょ｣
家康くんのためにも…頑張らなきゃ。
「私頑張るよ。家康くんのためにも。」
葵｢おぉ！姉ちゃん２度目の告白！！｣
「そこ言われるの辛いから…(笑)」
葵｢アハハ(笑)姉ちゃんのペースでいいから頑張ってよ？あいつの為にもね？｣
「うん…」
気づいたら目から涙が零れていた。
葵｢姉ちゃん！？ごめん！！｣
「いや…あんたは悪くないよ……」
濱中の件が終わったら、
私たちの戦いが終わったら、
私のこの心にも決着を付けよう。
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タピオカ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！やばいと言っていただき嬉しいです！ (2017年6月18日 1時) (
レス) id: 8c5a0cce2f (このIDを非表示/違反報告)
るな - まぢやばいです！ (2017年6月14日 21時) (レス) id: 8884997e85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タピオカ | 作成日時：2017年4月10日 20時
