第四話 ページ5
Aside
…すまないが、移動中は割愛させて貰う。
炭治郎「こっこっ…これで…俺はっ認めてもらえましたか?」
ゼィゼィ言いながらも、少年は鱗滝さんにそう言った。
だがこれでは終わらない。
鱗滝「試すのは今からだ。山に登る。A、行ってくれ」
『はい、分かりました』
少年は疲れきったような表情をしているが構わない。
これは俺もやらされた事。
少年が疲れてようが何だろうがやらせるぞ(スパルタ感)
炭治郎(疲れて足にうまく力が入らなくなってきた。頭がくらくらする…狐面の人も同じ距離を歩いてる筈なのに、なんで疲れてないんだ)
俺は突然くるっと後ろを向き、言葉を発した
『ここから山の麓の家まで下りてくること、今度は夜明けまで待たないぞ…それと、頑張れよ』
俺はそう言うと、少しだけ微笑んで去った。まぁ…少年の前では常に面を付けているから分からないだろうが…
俺は鱗滝さんのところに戻った。
鱗滝「…そう言えば、義勇とは仲直りしたのか?」
『…まだ…です。そもそも、俺は今…鬼殺隊から逃げてますから』
鱗滝「…まだ、錆兎のことでか?」
『…はい。…兄さんが死んだのは…俺があの時に一歩踏み出せなかったから。一緒に行動してたのに、俺が倒した鬼の数が少なかったから…義勇にそう言ったら、叩かれて…そのままです。少年と会った時みたいに、話してくれてもやっぱり冷たい声で…』
鱗滝「…そうか、なら…」
鱗滝さんがそう言った瞬間、ガタ ドン ガタ と、不思議な音が聞こえて扉が開いた。
扉を開いたのは息を切らして、ボロボロになった炭治郎だった。
炭治郎「も……どりました」
鱗滝「…お前を認める。竈門炭治郎」
『…よくやった。今日からお前は…俺の弟弟子だな』
347人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月@坂田家 - 待っていますね~!!無理せず体調に気を付けてくださいね!!! (2019年12月16日 0時) (レス) id: 913d4eaa3c (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 11月の終わりごろが待ち遠しい〜リアルの方頑張ってください! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜空サン | 作成日時:2019年8月30日 22時