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第十三話 ページ15

Aside

今日は、少年が最終選別を受ける日だ。

少年は藤襲山の場所は分かると思うが、鱗滝さんは若干心配性な為、俺が案内することになった。

炭治郎「鱗滝さん行ってきます!錆兎と真菰によろしく」

と言って少年は走り出す。

鱗滝「炭治郎、何故お前が…死んだあの子たちの名を知っている」

『…少年は、兄さんと真菰に鍛えられたんですよ。なんとも不思議な話ですけどね…じゃあ、俺も行ってきます。』

鱗滝「…ああ、行ってこい」

俺は走り出し、数十メートル先に居る少年に直ぐに追い付いた。

炭治郎「A足速いな…」

『…まぁな…』

そして夜になり、最終選別が行われる藤襲山に着いた。

『相変わらず、ここは藤の花が咲いてるな…』

炭治郎「凄いですよね、藤は咲く時期じゃないのに。」

そこには、約二十人の人が居た。

すると、双子のようにそっくりな二人がが出て来て話し始めた。最初は黒い髪の方だった。

「皆さま、今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます。この藤襲山には鬼殺の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込めてあり、外に出ることは出来ません。」

そう。ここには鱗滝さんが生け捕りにしたアイツも居るんだ。

そして…兄さんや真菰を殺した、俺が大嫌いなやつ。

白い髪の方が話し始めた(以下白黒)

白「山の麓から中腹にかけて鬼共の嫌う藤の花が狂い咲いているからでございます」

黒「しかし、ここから先には藤の花は咲いておりませんから鬼共がおります。この中で七日間生き抜く」

白「それが最終選別の合格条件でございます。では行ってらっしゃいませ」

二人の話が終わると少年たちは山に入って行ったが、勿論俺は入らない。

黒「…貴方は入らないのですか?」

『…俺は…「…取り合えず、入っていただきますよ」へ?いや、俺は…「行ってらっしゃいませ」…はい』

二人の無言の圧に耐えられなかった。

…少年には、なんて話そうか

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月@坂田家 - 待っていますね~!!無理せず体調に気を付けてくださいね!!! (2019年12月16日 0時) (レス) id: 913d4eaa3c (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 11月の終わりごろが待ち遠しい〜リアルの方頑張ってください! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜空サン | 作成日時:2019年8月30日 22時

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