実はn番目。 (ページ20)

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めんどくさいページ20

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「何もないよ、てか、生徒会どんな感じ？楽しい？」

「うーん……楽しいけど、忙しい方が勝つかな。やっと仕事とか慣れてきてさ、優しい先輩ばっかりで」

「光成たまに見るよ。生徒会の仕事してる姿とか、生き生きしてるね」

「そう？笑」

「なんで生徒会やろうって思ったの？」

「誘われたんだ」

「だれに？」

「亜弓(ｱﾕﾐ)先輩に、」

誰だ？となっている私を横目に、あぁ副会長だよ、と付け加える。

「誘われるとか、あるんだ…」

「俺もびっくりだよ笑君生徒会向いてる！って突然言われてさ」

「引き受けたんだ」

「うん。部活もやってなかったし、内申のこと考えたらプラスになるなーってね、笑」

シロ、かも。

クロは、私か。

♪～

「ごめんちょっと、《もしもし、》」

《檜山くん今どこいる》

《帰り道ですけど。信号渡ったとこの》

《じゃあまだ学校に近いね？仕事増えちゃったから引き返して！》

《まじですか！？分かりました》

《待ってるからー》

「ごめんA、学校戻んないといけなくなった」

「生徒会？」

「そう、ほんとにごめん！」

「うん頑張って」

光成は来た道を走って戻って行く。

A
《さみしい、です》

いつからわがままでめんどくさい女になったんだろ。

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