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第54話 ページ24

猗窩座side





「妓夫太郎が死んだ。上弦の月が欠けた」


「誠に御座いますか!それは申し訳ありませぬ!妓夫太郎は俺が紹介した者故……どのように御詫びいたしましょう!目玉をほじくり出しましょうか、それとも…」


「必要ない貴様の目玉など。妓夫太郎は負けると思っていた。案の定、堕姫が足手まといだった」


上弦の陸……上弦の弐が紹介した奴が死んだのか


堕姫という女…弱かったからな


やはり強いのはあの女しかいない


早く鬼にしてもらわなければ


無理矢理にでも、生け捕りに…


「猗窩座」


「!!……はい」


「特殊な力を持った人間の女がいると以前言ったな」


「はい」


「猗窩座、生け捕りにしてこよう等と余計なことは考えなくていい。私が自ら会いに行く。」


「……承知しました」


無惨様が自ら会いに行くとは思わなかった


それ程興味を示していらっしゃるのか…


「無惨様!私もご報告が御座います!貴方様望みに一歩近づくための情報を私は掴みました!ほんの今しがた……」


上弦の伍は頸を斬られ無惨様の手の内にあった


出しゃばりすぎだ


「私は上弦だからという理由で前たちを甘やかし過ぎたようだ。玉壺、情報が確定した半天狗と共に其処へ向かえ」


そう言うと琵琶の音と共に襖が閉まった


「ヒィィ…!承知しました…!!」


「猗窩座殿!」


目の前に不快な奴の顔が現れる


「"特殊な力を持った人間の女"って誰だい?俺も気になるなぁその人間!教えてくれないか?この通りだ!」


俺は迷わず顔面に拳をぶつけた


「お前には関係ない。失せろ」


__瞬間、俺の腕が畳の上に音を立てて落ちた

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Gatto:(プロフ) - 界さん» ありがとうございます!コメント嬉しいです〜! (2023年1月24日 16時) (レス) @page37 id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
- めちゃんこ面白いです!神ですか?!って思いました!!!! (2023年1月24日 15時) (レス) id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
Gatto:(プロフ) - はむさん» ありがとうございます!面白いって言ってもらえてモチベ上がりました!更新頑張ります (2023年1月17日 15時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
はむ - 一気読みしました!すごく面白いです更新待ってます^^ (2023年1月16日 18時) (レス) @page21 id: 4a751c8bb5 (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - Gatto:さん» まじでこんな作品作ってくださってありがとうございます( ; ; )更新頑張ってください!! (2023年1月13日 13時) (レス) @page14 id: d9d34f6376 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Gatto: | 作成日時:2023年1月5日 23時

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