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参拾仇 ページ40

休校延長したので更新再開します!


星が赤くなりました!!
ありがとうございます!!
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宇髄さんの家に着いたら、中から女の人が3人でてきた。「天元様」って読んでたけど……誰?


「紹介するぜ。俺の嫁だ」


へぇー嫁。





嫁!?



『えっ、誰が?』


「3人。」


3人。嫁。嫁が3人。


『大正って一夫多妻制だったの……?』


「改めて自己紹介しよう。」


スルーされたし。


「まず始めに、俺は神だ!派手を司る神…祭りの神だ。」



『………』




は…?祭りの…神??何言ってんだこいつ。



「地味に引いてんじゃねぇよ。お前の師範だぞ。」



えー、こんな人が師範なんてやだー。



「そんでこいつらが俺の嫁だ。」


「まきをだよ!よろしく!」


「須磨です!!よろしくね!」


「雛鶴です。よろしくね、Aちゃん」


まきをさん、須磨さん、雛鶴さん。覚えた


『藤咲Aです。よろしくお願いします!』


それぞれの自己紹介が終わると、宇髄さんは飯だと言って早々に家に入って行ってしまった。


「Aちゃん、疲れたでしょう?夕餉出来ているから食べましょう」


と雛鶴さんが声を掛けてくれた


『あっ、はい!!』







『えっ、なにこれ美味し』


「本当?良かったわ〜」


「俺の嫁の飯は世界一だからな。ありがたく思え」


なんてお酒を飲みながら言われたから今日はもう任務はないのかと訊ねると、



「俺は元忍びだ。このくらいの酒で酔いはしねぇよ」


だとよ。



『元忍び?忍者ですか?』


「まぁそんなとこだ」


「ちなみに私たちはくノ一です!!」


と須磨さんが大量の料理を両手に持ってきながら言った。まきをさんにいっぺんに持つなと怒られていたけれど


『くノ一なんですか!?えっ、かっこいい!!』




それからお嫁さん達から、宇髄さんとお嫁さん達は忍びの里から抜け出してきたとか、宇髄さんには沢山の兄弟がいたとか、沢山お話聞いた。



私のことも聞かれたけれど、現代にいた頃……前世になるのか?じゃあ前世でいいや。前世の話をしようと思ったけど、宇髄さんが寝てしまっていたので後日話させてもらうことにした。



てか結局潰れてんじゃねぇか。


なぁにが元忍びだから酔わねぇだよ。


ドロドロじゃんか。

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作者名:榮凪 | 作成日時:2020年2月23日 23時

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