108.一筋の光を持って ページ8
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めちゃくちゃお久しぶりです……(小声)
約1年ぶりですかね……めちゃくちゃ待たせてしまい申し訳ありませんでした……
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そうしてこの練習は始まった。
文字通り命懸けだ。だってそうだろう、このショーは絶対に成功させないといけない。じゃないと瑞希に顔向けできないよ……。
「Aくん、そこはもっと緊迫感を待って欲しいな、それでいてまだ残る一筋の光を君なりに表現してみてくれ」
『わかった……！やってみる！』
類くんも、寧々も、司もえむちゃんもみんないつにも増して真剣で、ああ迷惑かけてるな、なんて思って。
でも、迷惑とかそういう話じゃない、みんな私の為に真剣になってくれているのだから気持ちに応えないとってことだろう。
このショーの子みたいに、私はまだ残る希望を胸に頑張っていきたい！
「っ！Aくん、今の、すごく良かったよ」
「うんうんっ！ウルトラスーパーわんだほい！だったよ〜☆」
「なんというか……Aなりに残された道がなくても頑張っていくこの子を表現できてて……よかった」
「寧々の言う通りだ！この調子で共に頑張ろうではないか！」
『みんな……本当にありがとう！』
きっと、私にとっての希望はみんななのかな、なんて思う。
こんなに暖かくて、素敵な人たちを捨てろ、というのは私にはできない。
トリップ前にゲームで見たみんなもキラキラしてて好きだったけど、今、ここに来て全身でショーをして、みんなと関わって、さらにこの人たちはすごいんだって思えた。
それは、トリップ前のモノクロの日々を色付けてくれたからって言うのもそうだし、今、みんながいなかったら私はこの状況に絶望してたに違いないからでもある。
「ちょっと……なに泣きそうになってるの……」
『だ、だって……』
「ふふ、でも確かに、まだ安堵できる状況ではないからね。一緒に頑張っていこう、Aくん」
『さらに泣かせようとしないで、類くん〜……』
ほんと、なんというか、この人たちに出逢えてよかったなって。
目頭が熱くなってくる中そう思った。
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みっつ(プロフ) - きなこんこんさん» コメントありがとうございます…！主人公ちゃんに感情移入出来るような小説を作れていれば良かったなと思います！更新頑張りますね！ (2022年3月27日 22時) (
レス) id: e5fcf6a915 (このIDを非表示/違反報告)
きなこんこん - 好きです！主人公ちゃんには本当に頑張ってほしい…！更新頑張ってください！応援してます！！ (2022年3月27日 21時) (レス) @page1 id: 5c71fdc042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっつ | 作成日時：2022年3月26日 11時
