ニジュウゴ ページ26
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りゅうは一人で戦っていた
何人もいる愛美愛主を一人で血を流しながら。
あの時、りゅうが不意打ちで頭を殴られた時。
忘れたくても忘れられなかったあの日を思い出した
『………そろそろ吹っ切れたと思ってたのになぁ…』
私はずっとぺーの横にいて、りゅうを助けもせず見ているだけ
「オイ、Aも入れ」
『嫌』
きっとぺーなんかに武道がどうにかなることは無い。
どっちの味方にもならない私を置いときたかったのだろうか
「いた…ドラケン」
「ドラケンくん!」
みつと武道が来た。
「おう…三ツ谷…タケミッち」
「三ツ谷!タケミッち!」
「ぺーやん!テメェ!何愛美愛主とつるんでんだよ!」
「なんで姉ちゃん、ぺーやんくんのとこにいるんだよ…?」
『………ぺー、私はどっちの味方にもならない。喧嘩もしない。』
「何が言いてぇんだよ」
『あんたがやり始めたことだ。どんな結果になろうと後悔しないならみんなの敵になればいい』
「…………」
『……私は止めない、でも
ぱーの事を気にしてるのはあんただけだと思うな』
ぺーは少し黙った
……聞きなれたバブの音がした
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だぶりゅ(プロフ) - 紅いちごさん» コメントありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします(照) (2021年10月18日 21時) (レス) id: 34f6fa40f8 (このIDを非表示/違反報告)
紅いちご - この小説とても面白いですね!更新も無理せず頑張ってください!応援してます! (2021年10月15日 22時) (レス) @page34 id: 0ffbfabdee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だぶりゅ | 作成日時:2021年10月3日 18時