喧嘩できない私は潔く東卍を辞めたい

十八話目 ページ18

.




『わぁぁあ…』


ここが羽宮一虎の部屋…


思ったより綺麗



『い、いいのかよ？急に』


「別にいーよ。お前東卍だろ？」


『あ、うん』



今私服だけどなんで知ってるんだろう？



「……場地、元気にしてるか？」


『すっごい元気』


「はは、良かった」



こと、とお茶を置いてくれた


なんていうか、本当にお客様扱い…


「てか、お前なんで拾ってとか言ってたんだよ」


『あはは…ちょっと色々とね…』


「お前、女なの？」


『ん？』



今、なんて？



『ごめん、聞こえなかった。もっかい』


「お前、女？」



お前、女？


それって私のことだよね？



『…なんでそう思ったのかな君』


「だって喋り方とか歩き方とか女じゃん」


『………お、女です』


「やっぱりな」


『いや、でも体は男というか…』


「あぁ…そっち系」


『違う…』


でも転生トリップなんか信じてくれないよね…タケミッちじゃないんだし…


ねえもうお願いだから神様様

明日から私の体女にして………


とりあえずすごい不便です

十九話目→←十七話目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す