【黒バス】なんだかんだ、関わってますよね〜。

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「つかさんは何気に人使い荒い…」




テーピングテープを求めて

足を進めたのは第一体育館。


コンビニ事件以来、黒子以外のメンバーとは顔を合わせる事も無く平和に部活動を勤しんでいた私。


やだなー入りたくないわー。



開け放たれた体育館の中からは、精が出る掛け声が聞こえてくる。


これは2軍も1軍も変わらない。




ささっと入ってささっと持ってくれはいい話だよね、そこまで気負う事なんてないさ。


あははは。


あれ、つかさんの笑い方が移ったかな。







「失礼します」





いそいそと、第一体育館に入れば

丁度同時に大きな笛の音が鳴り響いた。



タイミングわるっ！




だがしかし、入ってしまったからには仕方がないこと。


私は素早く倉庫へ行ってテーピングテープを持ってくればそれで成功なんだよ。ん？なにが成功？






「あ、確かスプレーも少なかったっけ。ついでに持っておこ……ブッ」





鼻に、何かが当たった。


痛い、地味に痛いよ。




私は鼻の血管が弱いため、鼻血を流していないが内心ヒヤヒヤしていたが


その視線の先を前へと向ける。




何にぶつかったの？

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