【黒バス】なんだかんだ、関わってますよね〜。

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「紺野さん………そんなに気を張らなくて大丈夫ですよ〜。２軍の部員は良い人達ばかりなので。直ぐに紺野さんも馴染めると思います」




ホワンとした笑顔に

私は何となく、肩の力が抜ける様な感覚がした。



もしかしたら。

これでも結構気を使っていたのかもしれない。



急に転生させられて

あり得ない現実を受け止めるのに必死で。


私だって、元の世界で友達とか家族とかいたし。

一年半経ってようやく現実を受け止める事が出来ていたかもしれないけど。


やっぱり、何処かで気が抜けないものがあった。





「気、張ってると思いましたか？」



「あはは、どうでしょうかね〜」



「……ありがとうございま……いや違うか。ありがとう花宮くん」




花宮くんは何も言わず、ニコリと笑う。


何故か花宮くんにお礼を述べてしまった。


花宮くんのホワンとした笑顔に
少なからず肩の荷が軽くなった気がする。


やはり綺麗な人の顔は偉大って事ですね。


つーかそれで気が軽くなったとか
私ってどんなやつだよ。



いやでも花宮くん。

氷室さんばりに雰囲気あるな。


こりゃモテるだろうな花宮くん。




「ん？」




花宮くん？



花宮くん……。





花宮？

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