37 ページ38
.
次の日。
荷解きは半分ほど終わり、もう朝練に行かなくてはならない時間。
「げー、白似合わないわ」
昨日先生に校則違反で黒のカーディガをぶん投げ。
いやいや帝光中学の指定である
白のセーターに袖を通した。
やだなー、黒ないかな。
「って、もう行く時間じゃん」
変わりようのない事は諦め
早く2軍の朝練に行こう。
実は言うと、結構昨日の夜から楽しみだったんです。
嫌な視線を感じることなく
これからの成長が期待できる2軍のマネージャーになれたんだもの。
「行ってきます」
私はローファーをスポッと履いて
一言口を開くと、家を後にした。
***
「あれ、まだ誰もいない」
上機嫌で体育館を覗いたのだけれど
なんてこった時間が早すぎた。
第二体育館には部員1人も姿がなく
扉が全開になっているだけ。
でも、開いてるって事は
誰かいると思うんだけど。
「おはようございます。
…何かご用ですか?」
「!?!」
背後を取られた私。
本当に二次元の住人は後ろにいるの好きすぎだろ。
振り返れば、黒髪の少年が
温和な笑顔を向けて立っていた。
背は、170後半ぐらいだろうか。
結構な高身長。
雰囲気はなんとなく、氷室 辰也さんに似ているかも。
イケメンだ。
.
324人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
俺@悪童で悪童依存症(プロフ) - パイ投げ、それを私は全力で阻止しよう(42話)面白いです! (2015年5月2日 19時) (レス) id: 0009840cf6 (このIDを非表示/違反報告)
毬乃 - すっごい面白いですね!!これからも更新頑張って下さい!!個人的には白花さんと桃井さんともっと仲良くなって欲しいですね!!あ、オチは花宮司くんとかだと良いかもしれないです。 (2015年1月30日 23時) (レス) id: de541095d2 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 二軍いいな。原作じゃわかんねぇとこもわかるって楽しいっすよね!更新頑張ってください! (2015年1月30日 22時) (レス) id: 7a8a711d96 (このIDを非表示/違反報告)
すずらん(プロフ) - ものっすごく面白いです!!更新頑張ってください♪ (2015年1月30日 21時) (レス) id: 2b4f19cd6a (このIDを非表示/違反報告)
悠井乃(プロフ) - 凄く面白いです!!見てて楽しくなります^ ^これからも頑張ってください!! (2015年1月30日 21時) (レス) id: f4bf3a8f2c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クロほし | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/28904/
作成日時:2015年1月22日 9時